昨夜は『M愛すべき人がいて』はとりあえず録画して、Eテレの「緊急対談 パンデミックが変える世界~海外の知性が語る展望~」を見たんです。パチパチ!
いろいろ、印象的なセリフや事例があったのですが、明らかなことは、この新型コロナウイルス拡散を機に、世の中の仕組みが劇的に変わること、そして、今我々は分水嶺に居て、アフターコロナがどのような世界になるかは、人類が国境を越えて協力し合えるかどうかにかかっていることです。
コロナショックがあったから、このような安全便利なシステムができた、このように知り合いを思いやり隣近所が助け合う世の中になった、となれば、将来、「あの時辛く苦しかったけど、今思えば契機でもあったのだな」と振り返れるのですが。
あと、恐ろしいなあと思うのは、これまで、個人情報と言っても、我々の持つ目に見える物だけの話で、パソコンを買うと勝手におすすめ商品が示さたり、どこに立ち寄ったかが分かってしまう程度だったのが、実は既に、何を見たときに、心の中でどう思ったかまで(血圧上昇、心拍数の変化、発汗など)既にデータ化されてしまっていることです。アップ○ウオッチなんて買わないし、スマホ持って走らないけど、病院に行けば必ずいろいろ測るもんなあ。ぶるぶる。
~おまけ~
『おうち遊び』
「あ、そうだそうだ」その時私は袂の中の百香果を憶い出した。西洋骨牌の色彩をゴチャゴチャに積みあげて、一度この百香果で試してみたら。
「そうだ」
私にまた先ほどの軽やかな昂奮が帰って来た。私は手当たり次第に積みあげ、また慌しく潰し、また慌しく築きあげた。新しく引き抜いてつけ加えたり、取り去ったりした。奇怪な幻想的な城が、そのたびに赤くなったり青くなったりした。
やっとそれはでき上がった。そして軽く跳りあがる心を制しながら、その城壁の頂きに恐る恐る百香果を据えつけた。そしてそれは上出来だった。
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