「分骨について」私見

いつになったら涼しくなるんだ、、、、今日も暑かったッス。パチパチ！

故人を荼毘に付したのち、【分骨】を希望される方が増えたように感じます。
かつては土葬だったので、そもそも出来なかったのでしょうが、、、、

円東寺では、「分骨の積極的なおすすめ」はしてはいませんが、なるべくご遺族のご希望には添いたいと思い、分骨証明書の発行なども行っております。

とはいえ中には、
「へー、分けられるの？だったらとりあえず分けとこうかな」
なんて、あまりに場当たり的な発言をされる方もいらっしゃるので、
「もう一つお墓を作るくらいの覚悟を持ってください」
とお伝えしています。

手元に何も無いのは寂しい、という方もおりますが、手元にはお位牌があるじゃないスカ、、、、





骨を分けると魂が迷うと言われる方もおりますが、特に根拠はございません。
事実、仏教をひらかれたお釈迦さまのお骨は佛舎利(ぶっしゃり)として世界中に広がっております。
ただ、それぞれの佛舎利は、京都東寺や奈良興福寺の五重塔など、塔を建ててその中に納めるなどして、非常に大切にお祀りされています。
分骨を希望される場合、必ずお墓や本家の仏壇と同様に、丁寧にお祀りすることをお願いいたします。

分骨されたお骨の未来についてですが、これはご家族やご親戚間できちんと話し合われてください。
最終的に納骨される場合、新たな費用が発生することや、
「戸主が亡くなった後、引き出しの中からそれらしきものが出てきた」
「ペンダントにしていたのだが外出先で失くしてしまった」
など諸問題があることもお知りおきください。



写真～
除草剤を買いました（ネーミングセンス）