PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



先日放送の『吉田類の酒場放浪記 #1150 のんべえ』では、鰭ヶ崎の東福寺も紹介されました。パチパチ!
放送中でご住職が、東福寺の中門にある『目つぶしの鴨』の説明をなさいました。
この鴨は、流山の民話にもなっている彫刻です。
曰く、左甚五郎作の鴨が、夜な夜な彫刻を抜け出して、田んぼを荒らすので、目に釘を打ったところ、抜け出すことが無くなったと、、、、

伝・左甚五郎作の彫刻は、全国に100以上あると言われ、真贋見極めがたく、それどころかそもそも左甚五郎なる彫刻職人が実在かどうかも不確定です。

落語に出てくる左甚五郎は、大酒飲み(左党だったから左、、、の説※も)で、作品が彫刻なのに動き出す、、、、というのが定番です。
実際、東福寺の目つぶしの鴨も動きます。


そこらへんの話はさておき、日光の東照宮造営の際に、江戸の職人たちが流山経由で移動したというのは、あながち間違ってはいないと思います。
市内に日光東照宮参詣の為に造られた日光街道の脇往還である、日光東往還が通っていますし。
ですので、流山で左甚五郎本人か、仲間か弟子か縁ある職人が、東福寺の中門の鴨を彫ったというのは、何も荒唐無稽な話では無いでしょう。
※左甚五郎の名前由来は、左党だったから、左利きだったから、飛騨の甚五郎がなまって左となったから、右に出るものがいないから、などなど諸説あります。


ちなみに、円東寺立木観音を彫られた仏師さんは、自他ともに認める左党です。さて100年後、どんな伝説が生まれているか、、、、、(^^)



写真~
秋の七草、フジバカマが今にも咲きそうです。


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