おおたかの森小の2年生たちが「まちたんけん」にやってきました。パチパチ!
毎年、お坊さんの仕事について聞かれるんですが、実は私もよく分からないのです。
「たぶん、亡くなった方のためにお経をとなえることが、みんなの思っている仕事なんだろうねー」
そこでお布施を預かる訳ですが、お布施とは読経への対価ではないので、その説明も難しい、、、、、
会社員の人は会社で働いてお給料をもらう。お医者さんは、病気の人や怪我の人を診て、お金をもらうよね?消防士の人は火事を消す。だけど、火事が無くてもお給料をもらうから、消火だけが消防士のお仕事ではないよね?
八百屋さんがお店の前を掃除するのはお仕事?プロ野球選手がシーズンオフにトレーニングするのはお仕事?
、、、、そんな話をすればするほど、仕事ってなんなんだ?という迷宮に入り込んでしまうのです。
大人に対してなら
「住職(代表役員)というのは宗教法人の役職だから職業だけど、僧侶(お坊さん)というのは、仏教徒という【生き方】だから、すべてが仕事なんです」
と言えるのだけど、小学2年生だからなあ。
法要ひとつとっても、供養と祈願の違いから説明しないといけないし、、、、なかなか鍛えられます。
それにしても先生は大変だ。事前に挨拶にいらしたり、今日も放課後に、御礼のお電話いただきました。※まち探検の会社やお店は合わせて30ヶ所あります
そして、「子どもたちに手紙を書いてもらうので、再来週にあらためて届けに伺います」とおっしゃるので「手紙?いやあ、わざわざいいッスよ~」、、、、、と言いかけてやめました。
手紙を書かせるのもカリキュラムのうち。届けるのも先生のお仕事なのでしょうから。
写真~
おおたかの森庭苑のツワブキの黄色がまぶしいっ。
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