NHK朝ドラの『おかえりモネ』の主題歌はBUMP OF CHICKEN の『なないろ』です。パチパチ!
歌詞に「ヤジロベエのような正しさ」というフレーズが出てくるのですが、初めて聞いた時に、妙に引っかかりました。
ヤジロベエって不安定なものの象徴だと思っていたので、なぜそこに正しいという言葉がくっつくのかなあと。
今は「一瞬の正しさ」ってことなのかな、と解釈しています。目の前にある正しさとは、奇跡のような絶妙なバランスの上に成り立つものであって、明日はどうなるか分からない、それを知った上で自分を肯定したいという感じ?
世の中は、お互いの関係性でできていて、しかも自分も周囲も刻一刻と変わっている。
あの時こうしていれば、という過去にいつまでも縛られていては時間の無駄だし、あの時こうだったのにと他人を恨んだり罵っても今は変わらない。
不安だらけでつまらない今日という日だけど、自分が今ここに立っているという事実は、誰も否定できない。
そして、昨日があったからこそ今日があり、今日があるからこそ明日があるという当たり前のことに目を向けて、出来ないことより出来たことを喜ぶ「今」を生きたいです。
♪それでもいい、これは僕の旅
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