PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



9月1日は関東大震災の発生した日であり、防災の日に制定されています。パチパチ!

流山市立博物館も9月19日から企画展『流山の災害史 ~史料は語る~』を行うそうです。




私はもちろん生まれる前ですが、昭和22年(1947)のカスリーン台風では、埼玉県加須市のあたりで利根川の堤防が決壊し、流山市も甚大な被害を受けたそうです(※)。
最近だと、南流山のあたりはどうしても水が溜まりやすく、武蔵野線の高架下などは大雨のたびに道路が水没して大変でした。でもそれも20年前の話。今は神明堀の改修や新東谷調整池の整備などで十二分に改善されていますのでご安心を。



ちなみに円東寺のある市野谷は「谷」が付く災害地名だから、地盤が良くない!水が出る場所だ!と思われがちです。
確かにそういう場所もあったでしょうが、例えば円東寺の場合、境内から縄文時代の遺跡が出ていることからも分かるように、少なくとも5000年前から安定した台地でした。現在は市野谷水鳥の池(調整池)ができたおかげで、浸水の心配は限りなくゼロに近いです。


地名でその土地が災害が起こりやすい場所だと分かる、いわゆる「災害地名」というのは赤ちょうちんでの話のタネ程度のものだそうで、市町村名や大字程度ではほとんど分からないのだとか。まあ、今はインターネットで昔の地形図が簡単に調べられるんで、それが一番手っ取り早いでしょうか。



(※)古老の話では、その時に避難所で知り合って結婚したカップルもいたとか。吊り橋効果?それとも、命の危険を感じると種存続の本能が呼び覚まされるのでしょうか。企画展『流山の災害史』で、博物館が出会いの場になるかも(^^)

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