高雄山を下って、京都御所へ。パチパチ!
かつては限られた機会にしか見学ができなかったそうですが、平成28年(2016)秋より通年公開が開始されました。
予約不要ですが、手荷物の検査などがあります。写真は撮ってもいいけどSNSなどに載せないでくださいと言われました。ぐっすん。
ですので、外から撮った塀の写真のみで失礼。
私たち一行は1日4回のガイドツアー(各回先着20名限定)に申し込みました。説明を受けないと、やたらと広くてやたらとでかいだけで「何だか全然分からない」と思いますので、参加をおススメします。
例えば、宮中の建物の蔀戸(しとみど)金具には、それぞれに小さな蝉の細工が取り付けられているんですが、「これは、蝉は飛び立つ時に必ず鳴くことから、『扉を開けると音が鳴るよ』という、盗人除けのまじないなんです」とかいろいろ興味深いお話が伺えます。
ここは何と言っても、弘法大師空海上人の超人伝説『清涼殿八宗論』の舞台です。
「YOU!真言宗がそんなにすげえなら、実際に即身成仏とやらを見せてくれYO!」と言われ、天皇陛下や居並ぶ各宗派の高僧たちの前で、弘法大師が手に印を結び、口に真言を唱えると、みるみるうちに身体が金色に輝きだし、、、、というあれです。
まあ、だいぶ脚色されていると思いますが(^^;)
ガイドツアーは50分間と開始前に説明を受けましたが、毎日時間通りにきっちり案内をされているであろうベテラン職員さんが「15分も超過してしまい失礼しました」というほどのサービスっぷり。
まあ、見た目も質問の内容も、どっから見ても坊さんの団体でしたからねえ(^^;)
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