「行くのやだ!」
「チー坊!チー坊!チー坊!そうか、よし、よしよし!もう誰がなんつったって、チー坊を絶対にやらないぞ!」
「大きいピアノがなんだってんだ!小さいピアノだって、ちゃんとしたピアノだ!」
閑話休題(^^;)
先月、流鉄「平和台」駅前のAZ CAFEさんで開催された『真夏の世の怪談』で、『呼び覚まされる霊性の震災学 3.11生と死のはざまで』の紹介をさせていただきました。パチパチ!
「第1章 死者たちが通う街」には、東日本大震災後の被災地で、実際に心霊現象に遭遇したタクシードライバーたちの生の声が多数、まとめられています。
聞き取りの際に、「幽霊」という言葉を使うと、ドライバーたちは
「いや、幽霊というのとはちょっと違うかな」と首を傾げたり
「あの人たちを幽霊なんて言うな!」と怒ったりしたそうです。
「幽霊」という言葉には、死者のたましい、というより「お化け」とか「化け物」という意味が含まれがちだからでしょう。
ドライバーたちは自らが、震災時に死の淵をさまよう体験をされていたり、身内や友人知人を亡くされてたりします。ですのでなおさら「幽霊なんて言わないでくれ」という気持ちが強いのだと思います。
まもなく、流山市ではお盆が始まります。懐かしいご先祖や、大切なご家族は幽霊ではありません。御仏として私たちをいつも見守ってくださる温かい存在です。
どうぞ家族揃ってお迎え、おもてなしいただきたいと思います。
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