先日、『ケイコ 目を澄ませて』観てきました。パチパチ!
聴覚障害を持つ元プロボクサー小笠原恵子がモデルになっています。
ここんところ、「岸井ゆきの」づいてます(^^)

以下、ネタバレあり(反転させて読んでください)
モデルとなった小笠原恵子選手の経歴を見ると、盛り上がるだろうなーと思われるデビュー戦までの話とか、復帰勝利の話があるのに、そこら辺ではなく、
、、、、、、ひたすらにケイコの日常や内面の葛藤を描いています。
これはもう、岸井ゆきのの背筋を観る映画です。もともと腹筋が割れていたり、クビレがスゴイことは知っていましたが、今回の映画のためにさらに絞り込んだんだろうなーと。
ホントのボクサー、しかもハードパンチャーに見えました。
あしたのジョーの丹下ジムを思わせる、荒川区のオンボロなボクシングジムなど、なんかステレオタイプの熱血ボクシング映画だなーとも思うのですが、
愛想笑いが嫌いでウソの付けない主人公のケイコが、ボクシングを辞めようかどうかと常に悩んでいるところなどに大いに感情移入されました。あとは北千住駅西口にも(^^)
最後にばったり出会うのが、TKOされた対戦相手っていうシーンが秀逸でした。あのときのケイコの心の動き、、、、
ほんの小さなきっかけで、また明日から頑張れる。
追伸
お母さん役の中島ひろ子がデビュー作の『櫻の園』から好きなので、『瞽女 GOZE』に続いて今回も観られてよかった!
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