よく、「お焼香の作法が分からないので緊張する」と言われます。パチパチ!
お焼香に関しては、仏教の開祖、お釈迦さまが荼毘に付されるときに香木で焼かれた、とか、仏さまは煙を召し上がるので、よい香りの出るお香を使うとか、いろいろ言われます。
しかし、作法についての決まりは、実はありません。
「うちの宗派はこうです」という決まりを作っている宗派もあるようですが(めんどい宗派だなあ^^;)、それはあくまで出家者である僧侶の作法の話で、一般の方に強要するものではないと、個人的に考えています。
なお、「うちの宗派はこうなんだから、それに従えや~」というご住職がもしいたら、抑揚の無い声で結構ですので「なるほど~、それはそれは御指南ありがとうございます~」と言いましょう。大人の作法です(^^)
だけどさあ、作法が無いと言っても基本みたいのあるでしょ?と聞かれもするので、
日本では昔から偶数奇数でいうと奇数が割り切れないことから縁起の良い数字、右手左手は右手が丁寧、とされているので、一般の方でも「右手で、奇数回数、気持ちを込めて」という例も紹介しています。
作法とか、みんなに合わせるとか、供養って、そういうんじゃないんじゃないの?と心の中で思いつつ、、、、。
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