かっては伊吹山の風景を代表する「シモツケソウ」の群落も迷惑植物の「フジテンニンソウ」に領域を占領されてほとんど消えかかっています。今は柵で囲われた場所で再生を試みています。環境の変化をもたらした迷惑者は誰でしょうか。
登山道の近くに明らかに掘り返されたと思われる傷跡が何か所も見えます。よく見ると足跡が残っています。どうやらイノシシの仕業のようでした。
自然を大切に守るのは今や誰にも共通の認識になりました。ところが最近伊吹山にも貴重な高山植物を踏み荒らし掘り返す迷惑者の痕跡が目立つようになりました。
