100円入れて試し打ちができます。若者の後に思い切って台の上に登ってみました。バチは思いのほか長く少し反っていてずっしりとした質感が手に伝わってきます。振り上げて打ち下ろすと、ドーンとおなかに響く音がしました。
飛騨古川まつり会館の方から太鼓の音が聞こえてきました。音源は起し太鼓の展示をしている蔵でした。古川祭りで白い締め込みもりりしい若者が大太鼓にまたがって打ち鳴らす画像をみたことがありますが、その大太鼓が展示されています。
一泊した栃尾温泉街から国道471号線を下り、何個かの峠を越えて約1時間、飛騨市古川町に着きました。ここには町内の人々が愛する古川祭りの「起し太鼓」と城下町を支えた町人の「匠の技」の伝統が息づいています。先ずは地元大工さんが地元木材を使って建てた「飛騨の匠文化館」です。(8月14日撮影)