写真家紅陽は宿の裏山の高い位置から逆さ富士を撮影、作品としました。これが道路沿いからの風景とお札の図柄の雰囲気が違う理由でした。日本を象徴する富士山の写真としてこれに勝る作品はないとして採用されたとのことです。
民宿レストラン「浩庵」の駐車場からの富士山です。お札の逆さ富士の写った図はこの民宿を常宿としていた写真家の岡田紅陽(1895~1972年)が撮影した「湖畔の春」という作品を元にデザインしたものでした。
本栖湖周遊道路を時計回りに進むと、富士山が見え始めました。旧五千円札と千円札の裏側に描かれている逆さ富士が見えると良いと期待しました。ただ、道路沿いから見える富士山はあくまでも大きくお札の絵とは雰囲気が違います。
午後、宿から20km、40分ほどで行ける、本栖湖へ行きました。富士宮道路(国道139号線)で、山梨県河口湖町へ行き、本巣湖畔道路に入りました。広葉樹が多い雑木林の中の道路を落ち葉を捲き上げながら走ります。