三日間にわたり、様々な富士山を飽くことなく眺め続けました。天候、場所にかかわらず富士山さえ見えれば幸せな気持ちになりました。湧き上がる荒々しい雲をまとったお山の姿を心にとどめ、帰路につきました。
秋色が深まって他の湖は静かささえ漂わせていましたが、こちらではゆく秋の晴れ間を惜しむ観光客や、元気な若者たちがまだまだ大勢楽しんでいます。
山腹に刻み付けられた吉田口下山道のジグザグに雪が張り付いているのがはっきり見えます。富士山はもう冬山になっていて、アマチュア登山家を寄せ付けてくれない季節になっています。
山中湖は富士五湖の中で一番大きな湖です。以前に富士山を仰ぎ見て感激した同じ場所に陣取りました。湧き上がる雲はボリュームを増して流れてゆきます。
