教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

「負けぐせ」と戦う

2013年07月15日 20時32分56秒 | Weblog

「負けぐせ」がつくと、努力するにも余計に力が必要になる。
人間の発達過程において、成功体験が重要なゆえんであろう。
「きっと何とかなる」と希望や夢をもつことが、より容易になるから。

「どんなにがんばっても、どうせダメなんでしょ…」という思いが、いちいち心をかき乱す。
自分で自分の足をひっぱるのである。
つらい現実を見たくないだけかもしれない。
うまくいかなかった時、「ほらやっぱりダメだった」と予防線を張りたいだけかもしれない。

こんな逃げ腰の弱い心に負けてはいけない、と頑張るのにも力がいる。
結果を気にせず、ひたすらやるべきことをやる。
「負けぐせ」に打ち克つには、この「やるべきことをやる」姿勢をつくっていく必要がある。
やるべきことをやっていれば、きっと結果はついてくる。
そう思えるようになるにも、努力が必要だ。 

つらいが前へ進もう。

人間は前にしか進めないのだから。

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