教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

教育情報回路研究会にて

2014年07月21日 22時29分47秒 | Weblog

 急に蒸し暑くなりすぎなんじゃないでしょうか~

 さて、20日・21日と、立教大学で開かれた教育情報回路研究会(共同科研)に出席してきました。10年以上続いてきた教育会史の共同研究が、いったんのまとめに近づいていることが何となく感じられる会でした。それでもなお、まだまだ教育会史の研究課題は尽きないことも同時に感じられました。今回は植民地教育会に関する発表が多く、その研究も進んできていて、少しずつ議論の糸口が見えてきた感じです。
 私はというと、3月に成立した学位論文の要旨を発表してきました。学位審査のときとは少し違う角度からの意見をたくさん頂戴し、有意義な機会になりました。中央教育会の研究で明らかになる事実と、中央教育会の研究だけでは実証できそうにない事実との境目が、だんだんはっきりしてきました。要は、早く次の研究課題に取りかからなければいけないです。次の研究課題はなんとなく考えていて、少しずつ発表もして進めてきていますが、今後必要な方向性や観点を考えることができました。
 懇親会も含め、たくさんの友人や先生方と話しができましたし、研究発表に対してもたくさん質問や意見を言ってきました。

 だいぶ疲れましたが、これからの研究方針を立てるよい機会になりましたし、何より気分転換になりました!

 明日からまた校務で忙しいけど(しばらく研究どころではなさそう…)、がんばろう!

コメント
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