Sunday Song Book #1260

2016年12月04日 | Sunday Song Book

2016年12月04日プレイリスト
「年忘れリクエスト大会」
1. クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2. I CAN'T LET GO / THE HOLLIES '66
3. START THE FIRE / JEAN CARN "WHEN I FOUND YOUR LOVE" '79
4. SWEET AND HEAVENLY MELODY / THE BROADWAYS '66
5. START ALL OVER / SOUL SURVIVORS "SOUL SURVIVORS" '74
6. ENGLISHMAN IN NEW YORK (LIVE) / 宮里陽太 "LIVE PLEASURE" 11月30日発売 ニュー・アルバム
7. THERE'S GOT TO BE A WORD / DON CICCONE '70
8. BELLA NOTTE / 山下達郎 "シーズンズ・グリーティングス" '93
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■内容の一部を抜粋
・近況
「去年の今頃はツアーをやっておりましたが今年は来年からですのでまだ」と達郎さん。今は曲書きと編曲と詞書きで、この一週間ほとんど家から出てないという。

・年忘れリクエスト大会
今週、来週の二週間はおなじみの「年忘れリクエスト大会」。後半の二週間は竹内まりやさんをゲストに「年忘れ夫婦放談」の予定。

・クリスマス・イブ
12月に入ったので「クリスマス・イブ」をいち早く番組でオンエア。リクエストもたくさん集まってるそうだ。

・I CAN'T LET GO
ホリーズの1966年、全英2位、全米42位の「I CAN'T LET GO」。チップ・テイラーの名曲。「グラハム・ナッシュの天まで届くハイトーン、素晴らしい」と達郎さん。達郎さんは高校一年のとき、1968年の来日公演を今はなき大手町のサンケイホールに観に行ったとか。63年生きてきた中でベスト・ライヴのひとつなんだそうだ。

・START THE FIRE
ジーン・カーンの1979年のフィラデルフィア・インターナショナルでの3枚めのアルバム『WHEN I FOUND YOUR LOVE』から「START THE FIRE」。ジーン・カーンは南部の生まれで、デビュー当時はジャズ系のシンガーだったが、ノーマン・コナーズに認められてその後、フィラデルフィアと契約した。「もう録音も素晴らしいし、演奏も素晴らしい。今聴いても全然古さを感じない、いい曲だ」と達郎さん。

・タイムフリー
宮崎のリスナーから、宮崎はスポーツのキャンプが盛んなので来年の2月頃そのおっかけで、番組を聴き逃してしまうかもと危惧しているお便りを読んで。「radikoのタイムフリーがありますから。聴き逃しても大丈夫です。便利でございます。私も大いに利用させてもらってます(笑)」と達郎さん。

・SWEET AND HEAVENLY MELODY
ザ・ブロードウェイズは1966年にMGMで2枚のシングルしか残してない黒人のヴォーカル・グループ。1966年のシングル「SWEET AND HEAVENLY MELODY」。メンバーのウィリアム・ブラウンはモーメンツにいたことで知られている。

・START ALL OVER
ソウル・サバイバーズはチャールスとリチャードのイングイ兄弟のリード・ヴォーカルを中心にイースト・コーストで活動していたグループ。ラスカルズにひじょうによく似たテイストを持っている。その後フルムーン、バジー・フィートン、ニール・ラーセン、べックメイヤー・ブラザース、そうした関係と深い繋がりがある。そのソウル・サバイバーズが1974年にTSOP(THE SOUND OF PHILADELPHIA)レーベルからサード・アルバム『SOUL SURVIVORS』を突如出して、名盤と誉れ高い素晴らしい内容の作品で、達郎さんの世代は狂って聴いたそうだ。「START ALL OVER」のコーダのニール・ラーセンのオルガン・ソロが絶品と達郎さん。作曲はニール・ラーセンとケニー・ギャンブルの共作。

・今後の予定
リスナーから「2017年1月1日は日曜日ですが番組の放送はあるのですか?」という質問。
「もちろんありますよ。1月1日なのでちょいと考えております」と達郎さん。今年はリクエスト大会が二週間しかないので(来週は前倒しで収録するかもしれない)、リクエストカードは年明けまで取っておいて年明けも続けるとのこと。18日、25日は竹内まりやさんをゲストに「年忘れ夫婦放談」。「納涼夫婦放談」の延長で、まりやさんは普段あまりリクエストされない曲、レアな曲をご所望とのこと。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・ENGLISHMAN IN NEW YORK (LIVE)
達郎さんのツアーに参加しているサックスの宮里陽太さんが3枚目のアルバム、ライヴ盤『LIVE PLEASURE』を11月30日にリリースした。amazonのジャズ・チャートで1位を獲得したという。今回のライヴ盤はファースト・アルバム『PLEASURE』の曲を中心に昨年行われたツアーの最終日、2015年6月25日に東京・目黒のブルース・アーレイで録音されたライヴ・パフォーマンスを収録している。ライヴDVDが付いた2枚組仕様。
http://www.yotamiyazato.com/pg9.html

パーソネルは宮里陽太のサックス、ピアノは成田祐一、ベースが川村竜、ドラムは古地克成さんで都城の宮里くんのお師匠さんというべき存在。スティングのカヴァー「ENGLISHMAN IN NEW YORK」は長いけれど全体のアンサンブルにスリルがあるとか。特にベースのソロはスロースターターだがだんだん盛り上がってくるそうだ。達郎さんは川村さんのベースが好きだという。

・THERE'S GOT TO BE A WORD
ドン・チコーネが亡くなった。ドン・チコーネはニュージャージーのグループ、ザ・クリッターズで何曲かヒット曲を飛ばした。その後にフォーシーズンズのメンバーになった。作曲家としてもたくさん書いていて、特に1967年のイノセンスのヒット・ソング「THERE'S GOT TO BE A WORD」は有名な一曲。彼のただ一枚のシングルが1970年の「THERE'S GOT TO BE A WORD」のセルフ・カバー。

・BELLA NOTTE
クリスマス・シーズンが近づいてきたので達郎さんのクリスマス・アルバム『SEASON'S GREETINGS』にたくさんリクエストが集まってるそうだ。今日はその中から「BELLA NOTTE」。

・番組の最後に
「12月に入りましてだいぶ師走感が増してまいりました。クルマが混みはじめる頃でございます。安全運転お気をつけて。みなさんお身体お大事に」と達郎さん。

2016年12月11日は、年末恒例「年忘れリクエスト大会」
http://www.tatsuro.co.jp
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