Sunday Song Book #1274

2017年03月12日 | Sunday Song Book

2017年03月12日プレイリスト
「『ホワイト』で棚からひとつかみ」
1. 希望という名の光 / 山下達郎 '10
2. WHITE LIES / GRIN '72
3. WHITE RABBIT / JEFFERSON AIRPLANE '67
4. RIDE A WHITE SWAN / T.REX '71
5. RHAPSODY IN WHITE / LOVE UNLIMITED ORCHESTRA '74
6. SAIL ON WHITE MOON / JOHNNY MATHIS "THE HEART OF A WOMAN" '74
7. LITTLE WHITE LIES / DIANE RENAY '62
8. WHITE HORSES / CLAUDINE LONGET '67
9. THE WHITE CLIFFS OF DOVER / VERA LYNN '42
10. THE GIRL IN WHITE / 14 KARAT SOUL '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
いよいよ今週の土曜日、3月18日にツアーがはじまる。千葉の市川市文化会館を皮切りに全国49公演、8月31日まで続く。「ずーっとリハやっておりますが。今週最後のリハーサルで、それからいわゆるゲネプロと言いまして通しリハというのをやりまして、いよいよ初日を迎えるわけですけれども。今年は練習しながらですね(笑)、あんまり声が(笑)、嗄れないというか、普通なんですね。なので妙に声の調子がいい感じでございまして。まぁ、暖かいところに向かってなのでそうなんでしょうけれど。まぁ、この調子でですね、乗り切って行きたいと思っております。全国のみなさん、いよいよツアーがはじまります。今年もよろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

・『ホワイト』で棚からひとつかみ
今週はホワイトデーの週なので、白にちなんだ「『ホワイト』で棚からひとつかみ」。これまでバレンタインデーの特集は組んだことがあるけれどホワイトデーに絡んだことは一度もやったことがないそうだ。

・希望という名の光
「昨日、3月11日。東日本大震災から6年を迎えました。復興がなかなか進まないところもございますし、復興の息吹が力強く響いてるところもございます。場所、人によって大きく差があったりいたしますけれども。まだ6年、もう6年というアレもございますが、まだ6年、引き続き国民全員でですね、取り組んでいかなければならないと思います。復興に携わる方々引き続きよろしくお願い申し上げます」と達郎さん。「希望という名の光」にリクエストが集まっているという。

・WHITE LIES
後にブルース・スプリングスティーンのE ストリート・バンドのメンバーになるニルス・ロフグレンが結成したグリンの唯一のヒット曲、いわゆるワンヒット・ワンダー、1972年、全米75位の「WHITE LIES」。

・WHITE RABBIT
「白」の代表曲といえばジェファーソン・エアプレインの1967年のベスト10ヒット「WHITE RABBIT」。当時のアシッド・ロック、サイケ。『ふしぎの国のアリス』から題材を取りいわゆるドラッグ・ソングと呼ばれた。

・RIDE A WHITE SWAN
T.レックスは達郎さんの番組ではほとんどかかったことがない。しかし、達郎さんは実はT.レックスがティラノザウルス・レックスの頃から好きなんだという。1971年、全英2位、全米76位の「RIDE A WHITE SWAN」はT.レックスとして最初のヒット。
曲をかけ終えて。
「いかにもUKの当時のリミッターのびっしょりのギターのサウンドでございます。このマーク・ボランのまた特徴のある声、若い頃よく真似しましたね」と達郎さん。

・RHAPSODY IN WHITE
次の曲はバリー・ホワイト。なんたって名前がホワイト。バリー・ホワイトの出世作「愛のテーマ」はラヴ・アンリミテッド・オーケストラの名義で発表された大ヒット曲。「愛のテーマ」に続いてシングル・カットされたアルバム『RHAPSODY IN WHITE』のタイトル・ソング「RHAPSODY IN WHITE」は全米ソウル・チャート48位、全米63位。

・SAIL ON WHITE MOON
こういう「棚つか」のときはまだCD化されてない曲を積極的にオンエアしようと思ってるそうだ。ジョニー・マティスの1974年のアルバム『THE HEART OF A WOMAN』はジョニー・ブリストルのプロデュース。ジョニー・ブリストルのペンになる曲「SAIL ON WHITE MOON」。

・民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』
日本の民放ラジオ局が全部で101局あり、その101局が合同で同日にスペシャル番組を企画することになった。達郎さんは日本民間放送連盟、民放連からラジオを広くアピールする特別番組の出演を依頼されて、先日収録してきたという。3月20日(月)春分の日にオンエアされる。題して『WE LOVE RADIO! ~山下達郎・星野源のラジオ放談』という達郎さんと星野源さんが対談しながら進行する番組。進行役はマンボウやしろさん。番組は達郎さんと星野源さんの対談を中心にそれぞれ一曲ずつ番組用にスペシャル・ライヴも行っている。3月20日(月・祝)、よる19時以降に一斉放送。ほとんどの放送局はよる19時からだが各放送局でオンエア時間が異なるところもあるので詳細は特設サイトにて。
http://minpo-radio101.jp

・LITTLE WHITE LIES
1930年代に作られたひじょうに古い曲「LITTLE WHITE LIES」は1957年にベティ・ジョンソンがちょっとヒットさせた。ダイアン・リネイが1962年にアトコ・レーベルから出したヴァージョンが素晴らしい。ピート・デアンジェルスがアレンジしたガール・ポップ然とした素晴らしいオケになっている。「ホワイト・ライズ」というのは罪のない嘘とか他愛のない嘘という意味だそうだ。

・WHITE HORSES
クローディンヌ・ロンジェの1967年の「WHITE HORSES」。2005年にCD化されたがシングル・オンリーの曲なのでモノラル。アレンジは多分ニック・デカロと達郎さん。

・THE WHITE CLIFFS OF DOVER
「ホワイト」もので大変有名な一作。イギリスのシンガー、ベラ・リンは第二次世界大戦中のイギリスの兵隊たちのアイドルだった。彼女の代表曲で1942年の「THE WHITE CLIFFS OF DOVER」。当時はオケと歌の一発録りで、今みたいに後で修正できなかったので、緊張感による表現力が素晴らしいと達郎さん。

・人間ドック
リスナーからの「ツアーがもうすぐはじまりますが人間ドック等の検診には行きましたか?」という質問。
「私も人間ドックには行きました。お陰さまでほぼ、ほぼほぼ(笑)、でございます。心置きなくツアーに臨めます。今週からはじまりますので、みなさまお待ち申し上げております」と達郎さん。

・THE GIRL IN WHITE
14カラット・ソウルはニュージャージーのアカペラの黒人ヴォーカル・グループ。1988年に達郎さんが曲を提供した「THE GIRL IN WHITE」は達郎さんもセルフ・カヴァーしている。

・番組の終わりに
「ホワイトデーはみなさん、如何なされますでしょうか。ご愁傷さまです。てなわけで来週はリクエスト特集でございます。いよいよ今週18日から今年のPERFORMANCE 2017のツアーがはじまります。全国のみなさま、8月までよろしくお願いします。先程も申し上げましたが、まだまだ春がちょっと、なかなか本格的な春が来てくれません。気温差が大変ございます。季節の変わり目、みなさんくれぐれもご自愛の程を」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2017年03月19日は「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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