Sunday Song Book #1414

2019年11月17日 | Sunday Song Book

2019年11月17日プレイリスト「リクエスト特集」
1. RECIPE(レシピ) / 山下達郎 11月27日発売ニュー・シングル
2. LOVE THE ONE YOU'RE WITH / STEPHEN STILLS '70
3. BE A SOLDIER / TERRY DAY '63
4. BOOGIE MAN / FREDDIE KING "WOMAN ACROSS THE RIVER" '73
5. KEEP ON SEARCHING / MARGIE ALEXANDER '74
6. I'LL COME RUNNING BACK TO YOU / SAM COOKE '57
7. GRADUATION DAY (STUDIO VERSION) / THE BEACH BOYS '65
8. DOING THE MEATBALL / THE SECTION "THE SECTION" '72
9. 永遠のFULL MOON (LIVE) / 山下達郎 "81/03/11 六本木 PIT-INN"
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■内容の一部を抜粋
・近況
全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2019」もあと残り2本になった。「先週、東京の渋谷公会堂、LINE CUBE SHIBUYA、新装になりました。なかなかいい音がするホールでございましたが、いかんせん、この番組で申し上げておりますように(笑)、終演時間がうるさいのでですね、6時開演。それにも関わりもせずお出でくださいましたお客さまありがとうございます。先週の月火と無事に終了しました。今週、明後日火曜日、宇都宮市文化会館。6月10日のやるはずだった公演の振替でございます。いつもは宇都宮はですね、初日の次か、その次ぐらいで、ずーっと続いてるんですけど、珍しくラス前。プリ千穐楽でございます。成熟した演奏をお聴きいただけます(笑)。宇都宮のみなさん、お楽しみにお持ちください。先日の台風で被災されたみなさま、お見舞い申し上げます。めげずに是非ともお運びくださいませ。お願いします。で、これが終わりますと残り、12月1日の熊本城ホールのこけら落とし。これが千穐楽、こけら落としですけれど千穐楽というですね、初日が千穐楽、よくわかりませんが。しつこい」と達郎さん。

・リクエスト特集
今週も引き続き「リクエスト特集」。ライヴが一段落したのでふた月前からの分も残りものには福という感じで応えてゆくとか。

・RECIPE(レシピ)
11月27日発売のニュー・シングル「RECIPE(レシピ)」はTBS系の日曜劇場の新番組『グランメゾン東京』の主題歌。主演は木村拓哉さん。

グランメゾン東京
https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/

・LOVE THE ONE YOU'RE WITH
スティーヴン・スティルスはバッファロー・スプリングフィールドからCSN、CSN&Yを経てソロになった。1970年のソロ・デビュー・シングル「LOVE THE ONE YOU'RE WITH」は全米チャート14位。スティルスのソロ名義でいちばんヒットしたシングル。「この曲はひとりで全部やっております。オルガン、ギター、ドラムは入ってないんですよね。で、オルガンの切り込み方とか、あと後半でスティール・ドラムが入ってるんですけれど、こういうところのセンスが、この人ラテンの素養がものすごくある。南部人ですのでですね。素晴らしい一曲であります。コーラスも豪華なラインナップでございます」と達郎さん。

・BE A SOLDIER
テリー・デイはテリー・メルチャーのことでドリス・デイの息子。1963年のソロ・シングル「BE A SOLDIER」はプロデュースがフィル・スペクター、アレンジがジャック・ニッチェでウォール・オブ・サウンドの典型。でも全然ヒットしなかったが、今では入手困難。もともと入手困難で日本盤も発売されたがこちらもメガ・レアになっている。
曲をかけ終えて「ハル・ブレインものすごい手数」と達郎さん。

・BOOGIE MAN
ブルース三大キングのひとりフレディ・キング。1973年にレオン・ラッセルのシェルター・レーベルでレコーディングした「BOOGIE MAN」は、プロデュースと曲とピアノがレオン・ラッセル。アルバム『WOMAN ACROSS THE RIVER』から。

・KEEP ON SEARCHING
マージー・アレキサンダーはジョージア生まれの黒人女性シンガー。クラレンス・カーターに認められてクラレンス・カーターのバック・コーラスをやっていたが、クラレンス・カーターのプロデュースで1974年にシングル「KEEP ON SEARCHING」を出した。作曲・プロデュースがクラレンス・カーター。1974年、全米ソウル・チャート50位。

・リフレッシュ
リスナーから「達郎さんは疲れたなぁというとき、どういうふうにリフレッシュしていますか?」という質問。
「私、疲れたら酒飲んで寝ますと言いたいところですけれど、本当にリフレッシュするときはですね、ネットで(笑)、レコード屋のカタログ見てですね、やります。そうすると本当にリフレッシュするんです。もうそういう性格なんですよね。レコード屋のカタログ見てですね、持ってないやつを探して、それがいちばんリフレッシュします。うしろでドゥーワップかけていれば完璧です」と達郎さん。

・I'LL COME RUNNING BACK TO YOU
サム・クックの「I'LL COME RUNNING BACK TO YOU」は1957年、全米R&BチャートNO.1、全米でも18位まで上がった。

・ニュー・シングルのカップリング
「RECIPE(レシピ)」のカップリングは現在続行中のPERFORMANCE 2019からライヴ音源で「SOUTHBOUND #9」。1998年のアルバム『COZY』の収録曲で、長いことライヴでは演奏不可能な曲だったが、いろいろとがんばってライヴで演奏できるようになった。

・クリスマス・イブ
今年も12月11日から12月25日までクリスマス期間限定で発売する。既存収録曲に今年は未発表音源2曲に、とり・みきさんのタツローくんのグリーティング・カードが封入している。詳しくはワーナーミュージックの山下達郎サイトにて。
https://wmg.jp/tatsuro/

・GRADUATION DAY(STUDIO VERSION)
リクエストはフォーシーズンズの「GRADUATION DAY」だったが、フォーシーズンズは「GRADUATION DAY」をやってないため、たぶんフォーフレッシュメンと間違えてると思われる。ビーチボーイズのライヴでやってる「GRADUATION DAY」のほうが今のベスト・テイクだと思われるので、達郎さんはビーチボーイズの「GRADUATION DAY」を選曲。それで1965年のスタジオ・レコーディングのテイクが2 IN 1のCD『TODAY & SUMMER DAYS AND SUMMER NIGHTS』のボーナス・トラックに収録されているので、今日は「GRADUATION DAY」のスタジオ・ヴァージョンでオンエア。

・DOING THE MEATBALL
ザ・セクションの1972年のファースト・アルバム『THE SECTION』から「DOING THE MEATBALL」。

・永遠のFULL MOON(LIVE)
1979年のアルバム『MOONGLOW』収録曲の「永遠のFULL MOON」は'80年代末からライヴでは一度も演奏してないので、またそろそろライヴでやろうかなと思ってるそうだ。今日はちょっと古いライヴ・ソースで、1981年3月11日の今は亡き六本木ピットインでのライヴ・ヴァージョン。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2019年11月24日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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