<04月13日プレイリスト>
[新年度リクエスト特集]
幸せのものさし/竹内まりや 5月21日発売ニュー・シングル
SHAMBALA/THREE DOG NIGHT '73
TRAINS AND BOATS AND PLANES/DIONNE WARWICK '66
HAVE A NICE WEEKEND BABY/WEST WING '65
LOVE ATTACK/SPENCER WIGGINS '6?
DRUMMER MAN/NANCY SINATRA '69
COME BACK TO ME/ROY ORBISON '63('60)
メリー・ゴー・ラウンド/山下達郎 "MELODIES" '83
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■内容の一部を抜粋
・近況
ここ2週間はゆっくり休めたそうで、レコードを買いに行ったり、映画を見たり、本を読んだりして過ごしたそうだ。
そんな休みも終わってスタジオやアコースティック・ライヴの準備がそろそろはじまるそうです。
・幸せのものさし
先週金曜日の午後10時からTBS系列ではじまった天海祐希さん主演のドラマ『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』にまりやさんの新曲「幸せのものさし」が主題歌として使われている。
http://www.tbs.co.jp/around40/
今回の「幸せのものさし」はアップ・テンポでフィリー・ダンサーといった感じのナンバーになっている。この曲と先日のNHKの音楽番組「SONGS」でPVが制作された「うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)」と両A面シングルで5月21日発売になる。今日はテレビ・サイズだが、来週になるとフル・サイズをオンエアする予定。
・SHAMBALA
スリー・ドッグ・ナイトは男性リード・ヴォーカル3人にリズム・セクションといった変わった編成のグループ。「SHAMBALA」は1973年全米3位の曲。今回はモノラル・シングル・ヴァージョンでオンエア。
・TRAINS AND BOATS AND PLANES
今回のリクエスト特集ではなぜかディオンヌ・ワーウィックへのリクエストが驚くほど多かったのだそうだ。その中から今までかけてない曲のリクエストを採用したとか。
「TRAINS AND BOATS AND PLANES」は作詞のハル・ディヴィッドのペシミシズムがよく出ている曲。「汽車、船、飛行機、みんな去ってゆく。ローマとかパリへきっと行くんだろう。それにあなたは乗って行ってしまった」というロンドンが舞台だと思われる別れの歌。1966年全米22位。
・HAVE A NICE WEEKEND BABY
ウエスト・ウイングはバリー・ホワイトがエグゼクティブ・プロデューサーで参加しているグループ。男性4人組のヴォーカル・グループ。「HAVE A NICE WEEKEND BABY」は1975年のただ一枚のアルバム『WEST WING』の中の曲で、バリー・ホワイトのペンになる曲。
・LOVE ATTACK
スペンサー・ウイギンスはサザン・ソウルの素晴らしいシンガー。「LOVE ATTACK」はジェームス・カーの1966年の作品のカヴァー曲。スペンサー・ウイギンスの「LOVE ATTACK」はシングル未発表だったが、日本でヴィヴィッド・サウンドがCD化した。その後、アメリカでゴールドワックスからCDが出たときに「LOVE ATTACK」は入ってなかった。契約がゴールドワックスからフェイムに移って現在CD化されてない。聞くところによると、リック・ホールが日本嫌いで、日本からのCD化のオファーに消極的だという噂が伝わってきている。
・DRUMMER MAN
「DRUMMER MAN」はヒット・チャートに乗ったナンシー・シナトラの最後の曲。1969年98位。ドラムにハル・ブレインがフィーチャーされているが、子どもをあやしながら「あなたのお父さんはしがないドラマーなのよ」というひじょうに変わった曲。
・携帯電話
「タツローさんは携帯電話にどんな曲をダウンロードして着うたにしてますか?」リスナーからの質問。
「わたしはケータイはほとんど送信専用です。メールはしますが、向こうから電話がかかってくることはほとんどないので着うたというのはあまりしません。ふつうのピ・ピ・ピ・ピです。最近は自分の好きな音楽を着うたに使えるようになってきたので、ラスカルズでもいってみようかなんて思っていたりしますがですね」とタツローさん。
・COME BACK TO ME
ロイ・オービソンの「COME BACK TO ME」は日本でいちばん知られた曲。1963年に日本のラジオDJがロイ・オービソンをなんとか日本に広めたいと考えてこの曲を選んでシングル・カットにしたところ大ヒットした。日本でしかヒットしてない。
・ヴォーカル
「ヴォーカル・ダビングをしたときタツローさん自身がOKテイクを出しているのでしょうか」というリスナーからの質問。
「基本的には全部自分でヴォーカルはOKテイク出します。今ではまりやもそうですけれども。実は自分の歌を自分でOKを出すというのはひじょうに難しい作業で、昔はディレクターとかそういう人に、やはり第三者の評価をある程度入れていたんですけれど、最近はそういうこともなくなって(苦笑)、自分でやることになりましたが。それでもものすごく立て込んでやるときには、奥さんとかほかの外部の耳に頼ります。まりやの場合も、そういう第三者的な俯瞰が必ずあったほうがですね、よりいい歌入れが出来ますので。100パーセント自分で自分の歌にOKを出すというのはひじょうに難しいです。特に歌ったその日のうちにOKを出すというのはとても不可能なので、一晩寝て、頭クールダウンして、翌日聴きますと、あそこをこうすればよかったなんて多いんですけれども、前の日に歌ったものじゃないんで、その翌日に歌っても果たして同じことができるかって、それは僕だけじゃなくて、僕と同じように今の歌を歌っている方はみんな同じように考えてやってらっしゃると思いますが、時代が変わったという感じもいたします」とタツローさん。
・メリー・ゴー・ラウンド
先週はタツローさんの曲が1曲もかからなかったというリスナーからのお便りに応えて。
1983年のアルバム『MELODIES』から「メリー・ゴー・ラウンド」。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
04月20日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」