Sunday Songbook Playlist

2006年09月03日 | Sunday Song Book

<09月03日プレイリスト>
[納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)]
シンクロニシティ(素敵な偶然)/竹内まりや 9月6日発売ニュー・シングル
セプテンバー/竹内まりや "LOVE SONGS" '80
サマー・バケーション/村田和人 & 竹内まりや "MY CREW" '84
ロンサム・シーズン/岡田有希子 "十月の人魚" '85~
ロンサム・シーズン/竹内まりや "QUIET LIFE" '92
ON THE STREET WHERE YOU LIVE(君住む街角)[TV OPENING]/
竹内まりや (TBS系 "ブロードキャスター" テーマ) '06
返信/竹内まりや 9月6日発売ニュー・シングル
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■内容の一部を抜粋
・竹内まりやのニュー・アルバム
今回のアルバムはすべて新曲。今年なってからレコーディングした曲のみで既発曲はない。シングルをもう1,2枚発表する予定だとか。
まりやさんは女性シンガーに曲を提供する予定があるそうだ。

・セプテンバー
まりやさんはこの曲を聴くと走馬灯のように新人賞レースの頃のことがフラッシュ・バックするそうだ。

・ジャム・ジャム・フェスティバル
1979年にOBC(ラジオ大阪)が万博広場で開催したイベント。出演は竹内まりや、山下達郎、上田正樹、サザンオールスターズなど。朝11時からの記者会見ではサザンの桑田佳祐が徹夜明けだったため寝ていたというエピソードがある。
このジャム・ジャム・フェスティバルの話を、バスの中で子どもに話している父親がいて、それを聞いたリスナーからハガキが届いた。その父親は司会が浜村純と竹内まりやだったと話していた。全くのでたらめだがタツローさんに大ウケ(笑)。

・サマー・バケーション
村田和人が川島なおみに書いた曲をセルフ・カヴァー。
この同じオケでタツロー&まりやのヴァージョンがある。タツローさんは曲に自分の声が合ってないので満足してない様子。
まりやさんは先日、杉真理とピカデリー・サーカスのメンバーと一緒にレコーディングしたが、その時に村田和人の近況を聞いたところ、身体を壊して入院していたことを聞かされた。今は退院して元気に過ごしているとか。タツローさん、まりやさんお二人から「お大事に」というメッセージがあった。

・ロンサム・シーズン
岡田有希子のヴァージョンは松任谷正隆がアレンジ。
まりやさんが他人に提供した曲で最も多いのが岡田有希子。「リトル・プリンセス」が特にまりやさんのお気に入りだとか。そして今でも岡田有希子のあどけない顔を時々思い出すという。

・シンクロニシティのPV
「家に帰ろう」以来となるPVを作ったらしい。タツローさんとセンチメンタル・シティー・ロマンスも出演している(まりやさんの後で演奏している)。9月6日以降、ワーナー・ミュージックのホームページにアクセスすれば見られるそうだ。竹内まりやのオフィシャル・サイトからでも入っていける。「返信」のPVは上野樹里さんが出演している。

・「返信/シンクロニシティ」初回限定盤
初回限定盤にはサイン入りポストカードが付いている。ジャケ写の別カットでしゃがんでいる写真だそうだ。ジャケ写の撮影場所は千葉の九十九里浜。フォトグラファーの鶴田直樹が撮った。
発売日はタツローさんのお母さんの誕生日。「ウチの死んだ犬(グーフィー)の誕生日でもありましたね」とタツローさん。

・ON THE STREET WHERE YOU LIVE(君住む街角)
フル・サイズはテンポが遅い。まだミックス・ダウンが終ってない。

・ラーメンのスープは何味が好きですか?
リスナーからの質問。まりやさんは「その時による」という答え。タツローさんは「オレはとんこつですよ。ラーメンはとんこつが日本で最高だと思いますね。私はそう思いますね」と話してました。

・尊敬する四コマ漫画の作家は?
「やっぱりとり・みきさんでしょ」とタツローさん。まりやさんは「コボちゃん書いてる人(植田まさし)かな」。

・山下家のレコード棚は本当に棚なのか?
「棚ですよね。例えば何というジャンルの何を出してと言えば必ずサッと出てくる。あれだけの中から出てくるのってすごいと私は思う」とまりやさん。
「だろっ」とタツローさん。

・返信
9月16日公開の松竹映画『出口のない海』の主題歌。監督は『半落ち』で日本アカデミー賞を受賞した佐々部清さん。
佐々部さんらしい作風で真摯な人となりが出ていて、派手な戦闘シーンはないが心にじんと伝わってくる、ある種の青春群像劇みたいなものとまりやさん。
実に日本映画らしい日本映画で、松竹映画のテイストみたいなものが昔はあったが、今はそれを満足させてくれる映画は少ない、佐々部さんはそういう正統的なラインから入ってきているので久し振りに満足させてくれる映画だ、とタツローさん。最初の長回しのシーンで持っていかれるとのこと。

■プレゼント
「返信/シンクロニシティ」のプロモ・グッズ。
・メール・スタンプ・ボックス
ハートのウッドボックスに12種類の言葉が入ったメール・スタンプ(ゴム印)を10人。
・ネーム入りボールペン
「Mariya Takeuchi」のネーム入りの万年筆型の水性ボールペンを20人。
締め切りは9月中頃。

プレゼントの宛て先:
リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月10日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
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森山良子 with 矢野顕子

2006年09月02日 | Live

■Ryoko Moriyama 40th special concert 森山良子 with 矢野顕子
2006年8月30日(水) NHK大阪ホール
1階 L5列 5番

曇りのち晴。

NHK大阪ホールで開催された「Ryoko Moriyama 40th special concert 森山良子 with 矢野顕子」を聴きに行った。会場の入り口で特別協賛の味の素から来場者全員に試供品が配られた。CookDo中華合わせ調味料特撰中華「黒酢酢豚用」(熟成鎮江香酢使用)だ。物販売り場にはCDの他、森山良子デビュー40周年記念のパンフレット、妻夫木くんと長澤まさみちゃん主演の映画『涙そうそう』の前売り券もあった。

森山良子のコンサートに足を運んだのは今回がはじめてのことだった。ただ2003年の矢野顕子「さとがえるコンサート」のNHKホール公演に、森山良子がゲストとして出演したことがあって、全くはじめてというわけではなかった。それ以前にもNHK「みんなのうた」で話題になった「さとうきび畑」(マキシシングル)や、その曲を矢野顕子と共演したライヴ・ヴァージョンを収録しているマキシシングル「涙そうそう」(画像)を購入して聴いていたりした。

観客の年齢層がひじょうに高い公演で落ち着いた雰囲気があった。ステージには紫色のカーテンがかかっていて、それが両袖に引かれると、上手の奥からステージ中央に続く道のセットが組んであった。向かって左にピアノとキーボードとドラム・キット、右側奥にウッドベース、手前にギターが置いてあった。下手から白いノースリーブの衣装を着た森山良子がひとりで現れてコンサートは開演した。最初に歌ったのはデビュー曲の「この広い野原いっぱい」。この曲が唯一の昔の歌でそれ以降はここ3,4年のあいだに発表した曲ばかりのセットリストで、「涙そうそう」も3曲目に早々と披露された。

最新アルバムは韓流ドラマと映画のヒット曲集でタイトルは『Tears』というそうだ。韓流ドラマのファン層と森山良子のファン層が重なるのだろうか。僕にはあまりよく理解できない世界だ。このアルバムから『冬のソナタ』のテーマ曲「最初から今まで」とか「雪の華」が披露された。「雪の華」は中島美嘉のヒット曲だと思うが、韓国の映画でカヴァー・ヴァージョンが使われてヒットしたらしい。

「今日のコンサートでいちばんよかった曲」のアンケートを取ると最近はいつも同じ曲がトップになるそうだ。それが「30年を2時間半で...」という曲。この曲は僕もテレビで歌っているのを見た。歌っているというか歌芝居というか、一風変わった曲だ。実は僕も聴くのを楽しみにしていた。あまりに評判がいいので11月にはシングルで発売するらしい。ここまで約50分。ピアノをステージの真ん中に移動するあいだは森山良子のお喋りで繋いで、待ちに待った矢野顕子が登場した。

森山良子 with 矢野顕子で披露したのは「愛をたくさん」、「誰にもいえないけど」、「ウナ・セラ・ディ東京」の3曲。「ウナ・セラ・ディ東京」はピーナッツの曲で、矢野顕子によるとピーナッツは昔の映像の公開を制限しているそうだ。耳にする機会が段々減ってきているので、二人で「落花生」というグループを作って曲を歌い継いで行こう、と矢野顕子は話していた。ちなみにこの「ウナ・セラ・ディ東京」は矢野顕子の2002年のアルバム『reverb』の中でカヴァーしている。その時のデュエットの相手は大貫妙子だった。

続いて矢野顕子のソロ・ステージになった。夏のリサイタルでよく歌っている曲「CHILDREN IN THE SUMMER」ではじまったが、基本的にこのピアノ弾き語りのソロはコンサートの直前に演奏する曲目が決められる。「30年を2時間半で...」のような大人の歌が大好きで、そんな感じの大人の歌を選んだと言って披露されたのは安井かずみ作詞/加藤和彦作曲の「ニューヨーク・コンフィデンシャル」。この曲はずいぶんと久し振りに聴いたと思うのだが実によかった。空気をさーっと入れ替えてしまったのが「ばらの花」だった。矢野顕子ならではの余白がこの曲の主人公の漂泊する感情を浮き彫りにさせた。僕ははじめてこの曲の意味を理解した。あまりにこの曲のパフォーマンスが素晴らしかったので、後の曲の印象が薄くなってしまったが、この後に「椰子の実」、「塀の上で」、「Night Train Home」と続いた。

矢野顕子のピアノ弾き語りは「Night Train Home」で終わり、再び森山良子との共演で唱歌メドレーと二人で作った新曲を披露した。森山良子は衣装替えして一転黒いドレス姿になった。途中に森山良子のリクエストで矢野顕子が「青い山脈」の一節を歌う場面もあった。

新曲は更年期を意味する「メノポーズ」というユニット名で発表する予定だそうだが、タイトルがまだ決まってなかった。7月の末に開催された東京公演でタイトルを募集したが、あまりいいのがなくて、急遽開演前に自分たちでつけることにしたそうだ。新曲のタイトルは「恋愛宣言」。

本編の最後は森山良子が3曲歌った。その中の1曲は息子さんの森山直太朗の曲「さくら(独唱)」だった。

アンコールでは黒の衣装に着替えた矢野顕子が登場。メノポーズで「さとうきび畑」を披露。最後はアカペラでフォスターの「Beautiful Dreamer(夢路より)」。ホリゾントいっぱいに満点の星空が広がっていた。

森山良子(Vocal/Guitar)
根本ひさ子(Drums & Percussion)
古川初穂(Piano/Keyboards)
納浩一(Electric & Acoustic Bass)
三好"3吉"功郎(Guitars)
矢野顕子(Vocal/Piano)

Set List
01.この広い野原いっぱい
02.女心は...
03.涙そうそう
04.最初から今まで
05.懐夫歌(フェフガ)
06.雪の華
07.30年を2時間半で...
08.愛をたくさん
09.誰にもいえないけど
10.ウナ・セラ・ディ東京
11.CHILDREN IN THE SUMMER
12.ニューヨーク・コンフィデンシャル
13.ばらの花
14.椰子の実
15.塀の上で
16.Night Train Home
17.唱歌メドレー
  朧月夜~夏の想い出~ちいさい秋みつけた~ペチカ~雪の降る町を
18.恋愛宣言
19.Saints Go Marchin'In
20.さくら(独唱)
21.あなたが好きで
Encore
22.さとうきび畑
23.Beautiful Dreamer(夢路より)
コメント (2)
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ミッドナイトガーデン(4)

2006年09月01日 | 佐野元春 Radio Days

Midnight Garden
坂本美雨
Robert Harris

2006年8月31日(木)
Special Edition Traveling With 佐野元春
「ロックは生きているか?」
再び路上で / 佐野元春
Young Bloods / 佐野元春
Hungry Heart / Bruce Springsteen
Imagine / John Lennon
約束の橋 / 佐野元春
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