こんなこと考えました

ニュース・映画・本・電車の中の風景などなどで、感じたり思いついた事を不定期に書き込んでいきます。

今が楽しければいい!! を止めたら自殺は減るかな?

2008-06-06 08:13:28 | Weblog
マスコミ、特にテレビドラマ(対象年齢22歳未満)・アニメは、何かというと主人公が「一度きりの人生だから、積極的に楽しもう。明るく前向きに考えよう」のたぐいの事を落ち込んでいる友人や知人に説教する。すると、言われた方は笑顔になって前向きに生きる事を約束する。
これって、実生活ではあり得ないんだけど、パターンを替えながら続いている。
真剣に悩む事をしている人に、悩むなんてつまらない、人生の本当の意味なんか考えないで、能天気に今だけ楽しい事を考えよう。 なんて、思えるんだよね。
政府や管理者からしたら、制度の矛盾を追求されるより、スイーツやラーメンの話で盛り上がっていてもらった方が都合がいい。
 話は戻るけど、今を楽しむために、他人の足を引っ張る、おとしめる者が多くなっている。小学校から企業まで蔓延しているのは今だけを楽しみたいからじゃないかな。
今を楽しむって、言葉を変えると「現世を利益」見たいに受け取れて、新興宗教の甘言に通じているようで、最近は警戒した方がいいと思うようになってきた。
輪廻天性を信じている訳ではないけど、今を苦しんでいる人達の心の負担を減らす意味で、過去の宗教は方便として使ったのを今新しい表現で伝えれば、「自殺はいつでも出来るから、もう少しだけ苦しいけど頑張ろう」とならないだろうか?
もちろん、信仰宗教に引っ張り込まないとして。だけどね。
コメント
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