こんなこと考えました

ニュース・映画・本・電車の中の風景などなどで、感じたり思いついた事を不定期に書き込んでいきます。

20年後の食料確保のために、市民は我慢出来るか?

2008-06-12 09:51:21 | Weblog
食料自給率の話題が、ワイドショーで放送されるけど、では、どうすればいいか?と質問している番組を見た事が無い。
解決策は農地を増やす事と、農業従事者を増やす。そのためには時間がかかる。その間に農業を守るために、輸入食料に大幅な関税アップをするしかない。
そのときに、市民の食料価格は輸入品目は倍に近くまで跳ね上がるだろう。
その事を受け入れる事は出来るだろうか?
賛成する人はほとんど居ないだろう。
今のままの環境破壊を行っていると、数十年後、今の子供たちや孫の世代には食料の世界規模での供給不足が予想されている。外国からの食料は金を出しても買えない事になるのを、みんな感じているのに、今が良ければいい。として、すべての値上がりには反対するが、対応策にお金をかける事はしない。それどころか対応策を考えようともしない。
目をつぶっていれば、環境破壊や食料危機を回避出来るとでも思っている。
子供を持つ親の描く未来は、自分たちの生きた時代、10年から20年前のものだと認識しているんだろうか?
各界の指導者の人生設計が過去のものだと早く気づいてほしい。
明治維新・第二次世界大戦敗戦以上の生活基盤の革新をしなければいけなくなっているのに、生活の幸福が消費文化に基づいているなんて、危機感ゼロだよ。
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