こんなこと考えました

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時代劇とアニメの共通点

2012-10-06 14:58:52 | Weblog
最近アニメが輸出商品として稼ぐようになってから,社会的(ワイドショー)に認められてきたのだが,実は,以外に時代劇との共通点が多いのに気づいた。
TV普及以後,映画から,TVに時代劇(チャンバラ)が流れ込んできた。
映画館でしか見られなかった,あこがれの俳優が茶の間で見られるようになり,チャンバラブームが出来上がった。
その時に,TVにかじりつい居たのは,当時の大人達だけではなく,小中学生も時代劇を見ていたのだ。

時代劇の内容は至って簡単。「勧善懲悪」「法で裁けぬ悪を裁く」と「歌舞伎のような決め台詞とポーズ」だから,子供達が競ってマネをしていたのだ。
人気アニメも殆ど変わらない。「勧善懲悪」「法で裁けぬ悪を裁く」「決め台詞とポーズ」人間が映っていないだけの違いしか無い。

水戸黄門は,幼稚園児がおじいちゃん達と一緒に見れてしまうレベルの難しさしかなかったのは,知られていないのだろうか?
それなのに何故,「アニメは子供の見る物」といつまでも言われているんだろうか?
時代劇の方が,配役によって,「善悪が初めから分っていて,結末も予想通りに終わる知識レベルが低くても楽しめるもの」との認識は無いのだろうか?
TV時代劇は新作もあまり出来ていない。幕末・元禄・戦国の時代以外で,何か作れただろうか?  
アニメの性付く本数の比では無い。時間的な制限。俳優へのギャラでずいぶん違うは承知している。何で、これほどの差がで来てしまったのだろうか?
一番に思いつくのは,ストーリーのバリエーションだろう。
時代劇は,基本的にご町内とその周辺の街の中でしか動き回らない。レギュラー陣は殆どが正義の側に付いている。ゲストは悪役と被害者が殆ど。
若い世代に,飽きられてもしかたないんじゃないか?

自分が見たい時代劇は,文献に正しい生活をしているものだ。
「無礼者!! そこになおれ! 刀のさびにしてくれる」は、侍が刀を抜いた場合,相手の町民に逃げられたら,自分が切腹をしなければならないので,逃げないように威嚇している。
などの解説を副音声やデータ放送で補足してくれるものだ。
昔の作品をそうやるだけでも,結構人気出るんじゃないかな。
コメント
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