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マスコミの誘導報道が増えていないか?

2010-09-16 18:19:49 | Weblog
元看護課長に逆転無罪=つめ切り「正当な行為」-「自白に誘導の疑い」・福岡高裁(時事通信) - goo ニュース
ニュースやワイドショーで報道されのは、時代劇の取り調べの拷問のような爪を剥ぐような印象を受けたのだったが、実際は爪の水虫でめくれあがって、靴下を履く時に引っかかって爪が剥離しかねない状態なのを処理する過程で、皮膚を少し切ってしまって地がにじむ(蚊に刺された場所を掻き過ぎて血が出る程度)ものであったらしい。
それを、個人の快楽の為に爪を剥ぐかのような行為を印象づけたのは、検察とマスコミの責任だとしか言えない。
ここでもマスコミは自らの報道責任を全く考えていないようだ。
逆転無罪の判決が出ると、今まで無罪を信じていたようなコーナーを放送すると言う。だったら、最初から無罪の可能性を報道したらどうなんだろう。
視聴者に予断を許さないコメントをするのがマスコミの姿勢だろう。
看護士・検察は最悪のパターンを考えての行動だから避難する事は出来ないが、マスコミまで一緒になって有罪を前提に放送しているのを反省しているとは思えない。
全ては、視聴者の多数が面白いと考えるパターンでしか放送しない。そんな姿勢が続くんだろう。

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マスコミと検察・警察は共犯です (柏井松南)
2010-09-17 09:28:12
マスコミは、自分達が検察と一体になって逮捕された人物を犯人に仕立て上げてきたくせに、無罪が明白になった段階で手のひらを返し、冤罪擁護のアリバイ作りに必死になる。
本事件のみでなく、厚労省村木元局長事件でも散々捏造報道を含め彼女を犯罪者として印象づける報道を執拗に繰返したが、無罪となり、かつ内容的に検察の控訴も極めて困難と見らるに至った段階で、手のひらを返した。
足利事件だってそうだ。菅家さんを散々犯人扱いしたのは、マスコミだ。無罪確定後の番組でテレ朝の小宮悦子某は、まさに猫撫で声で「菅家さ~ん、ほんとうによかったですね~~」と話しかけていた。

このようなマスコミによってまだ犯人にされている人、検察と戦う経済力、意思力が無いために密室で脅され誘導され執行猶予と取引させられて署名した検察作文調書によって罪人にされている人、まだ冤罪が晴らされていない人が何万人いるのだろう。日本の刑事裁判の有罪率は99.8%と言われる。欧米との差の30%近くが冤罪なのではないかと思いたくなる数字だ。現に私たちがテレビで目にする事件にはおかしな報道が沢山ある。いや、むしろ、「なるほどこの人は法律を犯したのは間違いない」と思える報道は皆無というに近い。

特にこの2~3年の報道の劣化は酷い。BPOなど放送局の防弾チョッキに成り下がっている。国民は気づき始めている。劣化が或る閾値を超えた時、事態はデジタルに変化するだろう。
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