Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

東京④-2.TX沿線散歩

2007年07月13日 | ■にっき
 守谷からは、今日の目的である「つくばエクスプレス」に試乗。まずはつくばへと上ります。
 運良くやってきたのは、つくばまでノンストップの快速電車。走り出せば早い早い。エクスプレスの名に恥じぬ、130kmの快速運転で、しかもほとんど減速がありません。広大な田園地帯を、あたかも新幹線のように突っ切っていきます。
 守谷~つくば、わずか11分。Suicaから500円を引かれた時には、一瞬「高っ!」と思いましたが、この間の距離はなんと20km強で、表定速度は112kmに達します。それでいながらJRの運賃レベルに毛が生えた程度で、TXの威力をまざまざと感じたのでした。

 つくばはさすがに計画都市。ネットワーク状に続く歩行者専用道路は、公園のようです。ただ年数が経ってるのか、ブロック舗装に浮きが目立ち始めています。一部改修はされていますが、全面改修の要、アリかも。
 つくば駅では快速と区間快速が、それぞれ1時間に2本ずつ発車しますが、快速の続行で区間快速が発車するダイヤのため、実質30分間隔。首都圏の鉄道としては物足りない感もありますが、スピードを武器に都市化か広がれば、JRの中電並みに走るようになるかもしれません。
 柏の葉キャンパスで下車して乗り込んだ東武バスは、Pasmo未対応。この4日間でSuica+Pasmoのネットワークに慣れてしまった身には、現金決済がことのほか面倒に感じられます。こちらも間もなく対応のようです。見学に行った東大柏キャンパスは、つくばに負けず劣らず未来都市。学食もSuica対応です。

 普通電車で秋葉原に向かいましたが、流山おおたかの森で快速に接続したので乗り換え。ダイヤも高速重視です。北千住から先は各駅停車となり走りは鈍ってしまいましたが、利便性を考えれば仕方ないかな。つくばから乗り通したとすれば45分、高速走行を存分に堪能しました。

 東京で、赤ちゃんを抱えた韓国留学仲間と落ち合い、東海道線で茅ヶ崎へ。211系だったものの運良くクロスシート車で、ゆっくりと思い出話と近況報告に花を咲かせながら、茅ヶ崎までの1時間を過ごすことができました。やっぱりクロスの存在はありがたいです。
 茅ヶ崎の留学仲間→日韓カップルのお宅にお邪魔し、懐かしい顔3+新しい顔2がそろいました。月日が経つのは早いものですが、早く僕の「新しい顔」も並べたいなと思いつつ、今日のところは僕が遊び相手になってもらいました。

東京④-1.常磐線&関東鉄道

2007年07月13日 | ■にっき
 東京休暇。まずは川口の友人宅から武蔵野線で南浦和へ、さらに京浜東北線で上野へと抜けます。7時前後のラッシュ前の時間とはいえ、さすが東京の人の流れはこの時間から活発。大荷物の僕は、迷惑にならないようあっちに避け、こっちに避けで大変でした。
 京浜東北線は南浦和からの始発電車も多いようで、次々発車していく電車を横目に始発電車の座席を狙う人、多数。東京に来るたび、東京の人たちの「座席への執念」に驚かされますが、それだけ立った時の「地獄」が大変だということの表れなのでしょう。

 上野の「駅ナカ」で朝食の後は、常磐線の新型電車・E531系で取手へ。ラッシュと逆方向とあって、上野ではがら空き。クロスシートでゆっくりしようと座ってみれば、座席があまりに硬くてびっくり。やわらかいつもりで勢いよく座ったものだから、痛いほどでした。
 スピードはまずまずで、緩行線のメトロ車を見ながら快調に走ります。快速線をすれちがう電車はすべてE531とE231の新型車両。数年前まで国鉄型の電車が幅を利かせていたことを考えると、ライバル(つくばエクスプレス)の出現がいかに大きい出来事だったかが分かります。

 取手~守谷は関東鉄道。非電化ながら複線、通勤型の車両を走らせ、自動改札も設置。数年後にはパスモにも参入予定という、ユニークな鉄道です。とはいえディーゼルの走行音と、ワンマンの案内テープだけ聞いていればローカル線。しかもテープの声がJR九州と同じとあって、親近感を覚えました。