Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

森づくりキャンプに行ってきました・2日目

2007年07月29日 | ■にっき
 2日目は、5時半に「コーヒー飲むね?」の声で目覚めました。僕は眠っていたのに、おっちゃん元気や、見習わな…と思いつつ、熱いブラックを頂きました。平原に上る朝日を見たのも、本当に久しぶり。今日もよい1日になりますように!
 朝ごはんはセルフサンド。5年前の森の手入れではお昼ご飯に出てきて、地場産の野菜に、
 「モスよりうまい!」
 と感じたものですが、今回も絞りたて牛乳や地元のトマトとともに、おいしく体もよろこぶ、超健康的な朝を迎えられました。

 午前の作業の時間までは、草笛の作り方を教わり実践。この歳になっても、楽しいもの。うまくやれば言葉を話すように吹くことができて、キャンプ場の人に「ブブブーブブーブブ(おはよーございます)」なんて挨拶しちゃったり(^^;;
 今日の作業は2時間でしたが、ちょっと煙霧が出ていたお陰で涼しく作業できて、だいぶはかどりました。韓国人の友人はその「怪力」を活かし?作業だけでなく、ガールスカウトのメンバーの遊び相手(遊び道具?)としても大活躍。ってか、みんな韓国人だなんて意識してないんじゃないかな??

 お昼ごはんには鳥飯おにぎりを頂き、足掛け2日かけて冷やしたスイカをデザートに、今回のキャンプはおしまい! ボランティアなんて気負いなく、22歳の夏に、いや童心に還った2日間の夏でした。また明日から、コンクリートジャングルでがんばれそうです。
 がんばれなくなったら、森に元気を貰いに、また来ます!

森づくりキャンプに行ってきました・1日目

2007年07月29日 | ■にっき
 もう5年も前になる、大学4年生の春から夏。大学の卒業研究を通じて知り合った「緑の工房ななぐらす」の主催する各地での行事に、いろいろと参加させて貰っていた時期があります。その時に感じた大分の緑と日差し、人の温かさは、今でも僕の財産として心の中にしっかりと活きています。
 その後僕は韓国留学、そして卒業研究から就職へ…と、せわしない日々を過ごし、すっかりご無沙汰していました。夏の便りが近づく時期、久しぶりにホームページを覗いてみると、7月に久住の森づくりキャンプを行うとのこと。懐かしくなり、ぜひまたあの森とななぐらすの皆さんに再会したくて、友達を誘い参加させて頂きました。

 高速を飛ばし到着した久住の沢水キャンプ場。さっそく森へ向かうと、先に連れてきて貰っていた韓国の留学生の友達が、すっかり溶け込んだ様子で準備を整えていました。5年ぶりにあう皆さんはお変わりなくお元気で、僕のことも覚えていて頂けました。う、うれしい…。
 簡単なレクチャーの後、さっそく作業開始!5年前に触れた木々の一本一本を覚えているわけではありませんが、木々の成長を実感しながら、下草を刈っていきました。3週間前に痛めた腰が心配でしたが思いの他大丈夫で、微力ながら貢献できたようでなにより。荒治療が効くのかな??
 初日の作業は、暑さのピークということもあり1時間で終了。夕食までの時間は、片付けの作業をしたり、近所のレゾネイト久住の温泉に連れて行ってもらったりして過ごしました。

 夕食は、嬉しいバーベキュー。40人という大人数をということで、相当量のお肉を用意してもらっていたのですが、多くはガールスカウトの小学生の女の子ということもあって、やや持て余し気味。僕らの若い?胃袋が大活躍しましたが、それでも残り、明日に繰り越しました。
 星と月の輝きはじめた8時からは、大分交響楽団の4人による星空演奏会。満月に近いお月様の明かりの下、昼間の暑さを忘れるような涼しい風。そんな中にかすかに聞こえる、虫の声と川の音と競演するクラシック音楽。安らぐ、この上ない贅沢なひと時…。なぜか、ちょっと涙が出ちゃうくらいの感動でした。
 たまたまキャンプに来ていた人たちも集まり、いい雰囲気でフィナーレ。あの5年前の輝いていた夏のように、また忘れられない夏の思い出が一つ生まれました。

 子供たちの就寝時間が過ぎた10時以降は、大人たちだけの夜なべ談義。少しのアルコールを交えつつの語らいは、日付けが変わる頃まで続きました。