Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

与論へ【1】在来線経由鹿児島行き

2011年04月29日 |  □福岡発おでかけ日記
 日頃から何かと首を突っ込んでいると、いい機会が巡ってくることもあるもので。鹿児島県は最南端、与論島へ行く機会に恵まれました。
 29日(祝)夕方に鹿児島集合とのこと。それならば…というわけで、久しく乗っていない在来線経由で鹿児島へ下ることにしました。

 手にしたきっぷは「旅名人の九州満喫きっぷ」。JRのみならず、九州の全私鉄の普通列車乗り放題という、自由な旅の味方。3回分で10,500円です。


 久留米から、ロングシートの旅に耐えること1時間半で、まずは熊本へ。新幹線の影響か、大荷物を手に長距離を乗る人も目立ちました。


 開業後初のGWを迎えた新幹線ホームを、ちょっと覗き見。前年比2倍の盛況と伝えられる九州新幹線。自由席には長い列ができていました。


 熊本駅で出発を待つSL人吉号も、満席の人気者。


 その隣のホームから出発する、肥薩おれんじ鉄道直通の週末快速「スーパーおれんじ」に乗り込みます。


 熊本からはノンストップで八代へ。新八代駅も通過です。


 新幹線からはほとんど見ることができない、東シナ海の穏やかな海の景色を堪能できるのが、おれんじ鉄道の魅力。


 新幹線は新水俣駅を通ることになり、おれんじ鉄道のディーゼルカーだけが発着することになった水俣駅で途中下車。チッソの工場がありますが、静かな駅前です。


 駅裏から伸びるのは、「日本一長い運動場」という名のサイクリングロード。もっと長いサイクリングロードはあるのですが、運動場と銘打つことで日本一を名乗るという、ネーミングも巧みな「運動場」です。


 次の列車は出水駅で25分停車し、その間にお昼ご飯を食べるという、のどかな鈍行の旅が続きます。
 次は、「あの有名な」阿久根で降りてみました。




 ニュースでも話題になっていた、商店街のシャッターアート。阿久根の自然を描いたものはきれいで、好感が持てました。




 でも人の姿が描かれているものは、好き嫌いが別れそう…面白い絵が多いんだけど、夜中に見たらぎょっとしそうです。




 民間への売却で一騒動になった、市営温泉「グランビューあくね」。その名に違わず、景色抜群の温泉宿でした。今度は夕陽を見に、泊まりに来たいな。


 駅前には、寝台特急「なは」の車体を利用したライダーハウスもあります。こっちも泊まってみたい!
 激しい選挙戦の名残も見当たらず、静かないい港町という好感を抱いて、次の列車に。


 川内からは再びJRに戻り、革張りシートの普通電車、817系に乗って鹿児島中央へ。


 中央駅のコンコースは、今まで見た中で一番の賑わいでした。






 天文館で「本体」と合流。鹿児島新港から、クイーンコーラルに乗り込みます。途中寄航しながら、20時間の船旅のスタートです。


 桜島に見送られ、行ってきま~す!