週末韓国の旅・2日目の3月1日(土)は、韓国内陸部を走る観光列車の旅を楽しみました。
一晩を御厄介になった、平澤市の友人夫婦の家からスタートです。
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真新しいマンションの友人宅ですが、慢性的な駐車場不足は今も昔も変わりません。地下駐車場は、白線外にもたくさんの車が停まっていました。
他の車の進路を塞ぐ時には、サイドブレーキをかけずに停めて、塞がれた方が押して(!)どかすという習慣も、健在です。
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駅で友人夫婦と別れ、電車で大田方面へ下ること30分、天安で下車しました。ここで別の友人と合流。このblogがきっかけで10年前に知り合った、韓国人の鉄道仲間です。
5年ぶりの再会になりますが、取る物も取りあえず、中部内陸循環列車「O-Train」に乗り込みました。
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O-Trainはソウルと水原から、中部地方を循環して起点へと帰って行く観光循環列車です。車両は、日本・日立製のヌリロ型特急電車の改造で生まれました。
僕らの指定された4号車は、最も原型を留める「エコ室」。何がエコなのかはよく分かりませんが、木目調の内装や緑色のシートが、自然の中に向かう列車を表現しています。
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カフェコーナーはステンドグラス風の天井で飾られ、息抜きにはもってこい。軽食類はなく、菓子と飲料の販売が中心でした。
台湾の観光列車と違って酒類があるのは嬉しく、さっそく午前中からビールで乾杯です。
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半個室風の、「カップル室」や「ファミリー室」もあります。日本製の電車だけに、ヌリロ号では日本の特急電車的な雰囲気を感じられたものですが、O-Trainはすっかり韓国テイストに生まれ変わりました。
多彩な車内設備に加え、駅や車窓のよい所では乗務員の案内放送も入り、JR九州の観光列車に乗っている気分です。
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京釜線を下っていた電車は、鳥致院を前に三角線経由で忠北線へ。10年前の留学先である忠州を経由する路線なので、すっかり通い慣れた道ですが、観光列車から車窓を見ると違う風景にも感じられます。
車窓から見える母校・忠州大学も、鉄道大学との合併で「韓国交通大学」へ変身。巨大な学び舎が完成していました。ただ忠州駅は、全速力で通過。70万都市の清州すら通過で、観光列車ならではのダイヤです。
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堤川では、ソウルからやってきたもう一つのO-Trainに乗り換え。ホームを挟み同型の特急が並ぶ姿は、福知山駅のようです。
O-Trainは、堤川~太白~栄州~堤川を一周する形態から付けられた列車名。ソウル発は時計回り、水原発は反時計回りに循環し、相互が堤川で接続することで、様々な旅行コースを実現しています。
なおO-Trainの指定券は、パッケージ商品としてではなく、一般の列車として発売。デラックスな車内設備であることから、セマウル号の特室(グリーン車相当)の運賃が適用されます。
O-TrainとV-Traiを組み合わせて旅するなら、O-Trainパスがお得。1日券54,700ウォン(5,500円)、2日券66,100ウォン(6,600円)で、O・V-Trainを含め、ソウルや釜山からのアクセス路線まで乗り放題になります。
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今度の列車は、1号車のエコ室が指定されていました。水原発より混んでいて、ソウル発の時点では満席だったようです。僕らの席の主は水原発に乗り換えたようで、うまく席も融通されています。
車内のテレビモニタでは前面展望が生中継されており、電車でGO!な気分。ただオリジナルのヌリロでは、運転席と客席の間仕切りを透明ガラスにできたはず。わざわざ曇りガラスのスイッチを入れるよりは、生の風景を見せてほしいと思います。
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韓国最高峰を走る山岳路線、太白線に入ると、さすがの最新型電車もモーター音を唸らせ走るようになります。狭い谷に、身を寄せ合うように固まる集落の風景も魅力。韓国でも大好きな路線の一つです。
石項駅には、廃車になったセマウル号客車が積み上がっており(!?)、目を見張りました。階段がくっついており、中に入れるようになっているようです。宿泊施設にでも活用されているのでしょうか…?
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ミンドゥン山駅(旧甑山駅)手前では、谷底を走る旌善線の列車が見えました。機関車に客車2両、電源車を連ねた編成で、半分は乗客が乗れない車両です。
本数の少ない太白線から分岐する、さらに本数の少ない路線だけに、韓国鉄道歴の長い僕でもなかなか踏破できない路線の一つです。
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杻田駅では10分停車。列車の交換待ちではない、純粋な「観光停車」で、多くの乗客が山間の駅でのひとときを楽しむために降りてきました。
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杻田駅は標高855mで、韓国で一番高い場所にある駅。野辺山駅ほどの標高ではありませんが、残雪があり、吹きつける風は冷たいです。
テントでは地元の特産品を売っており、地域にとっても絶好のPRと商売の機会になっているようでした。
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太白線と嶺東線をショートカットする、太白三角線を通過。日本では近鉄の伊勢中川にある三角線ですが、韓国では各地に見られ、線籍も持っていることから、鉄道完乗タイトル獲得にはこれらの路線への乗車も欠かせません。
1日1往復しか旅客列車が通過しない。京釜線と忠北線を短絡する五松線も経由するので、O-Trainは2つの短絡線を効率よく「乗りつぶせる」列車でもあります。
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鉄岩駅に到着。3階建ての立派な駅舎ですが、駅前通りは道路拡張のため、片側の商店街が取り壊されてしまっていました。
残っている建物にしても、開いている店は駅周辺に数軒のみ。昼ごはんを食べに食堂に入ってみましたが、ゴムのような食感の肉のサムギョプサルが9,000ウォン(900円)とは恐れ入りました。
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開いている店が一軒もない商店街。実は豊後高田のように、ちょっと昔の街並みとして売り出す動きがあるらしく、あえて昔の看板を掲げたまま残してあるようです。
ただ、まだまだ整備途上のようで、荒れた雰囲気の方を強く感じてしまいました。
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山側の炭鉱住宅?の街並みも、散策コースとして紹介してありました。
崩れた空き家の横では、生活が続く家もあり、観光コースとされていることをどう感じておられるのか、気にかかります。
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住宅街から見た、鉄岩の市街地の街並み。見えている建物の多くが、空き家状態になっているようです。
しかし炭鉱を背景に、川まで張り出してまで建てられたビル街に、産業で栄えた栄華の名残りが伺えました。
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寂しい雰囲気ではありましたが、韓国の経済を支えてきた自負も垣間見えた鉄岩。ここを起点に走る新時代の観光列車が、白頭大幹渓谷列車「V-Train」です。
無骨な機関車に連なる客車は…
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赤い3両編成の客車。窓が大きく取られており、冷房装置はなく、暖房は石炭ストーブです。トロッコ列車でこそありませんが、自然を体感できる列車で、北海道のオホーツク流氷ノロッコ号を思い出しました。
この列車もセマウル特室扱いになっていますが、何かと人手のかかる観光列車だけに、サービス料金と捉えれば納得です。
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走り出した列車からは、洛東江の渓谷美を楽しめます。石炭ストーブの冬場も雰囲気があるけど、窓を開け放して走る夏場も爽快だろうなと思いました。
乗ることが目的で、乗ることが楽しい列車。鉄道はあくまで移動手段でしかなかった韓国で、このような列車が走り始めたことに、感慨深いものがあります。
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歩いてしかたどりつけない、いわゆる「秘境駅」の承富駅で、7分間の観光停車。ほとんどの乗客が降りて、山間の駅でのひと時を楽しんでいました。
地元のおばさん方が、ドンドン酒(濁り酒の一種)を1杯1,000ウォン(100円)で即売しており、「おつまみタダです~」の呼び込みに惹かれてグビっと一杯。山間の駅で楽しむ地酒、おいしかったです。
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続く両元駅でも、10分停車。川沿いに位置しており、列車と組み合わせてのトレッキングも楽しめます。
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地元の歓迎屋台は一層熱が入っており、テントでは軽くご飯も食べられるようになっていました。
観光列車の停車時間が、地域の元気につながる…日本でも見られる現象は、ここ韓国でも起きていました。
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渓谷を何度も鉄橋で渡っていきます。
嶺東線は13年前にも乗ったことがあり、景色のいい所だったという記憶はありますが、時速30kmの速度で改めてゆっくりと楽しむことができました。
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終点、汾川駅に到着。ソウル行きのO-Trainが待っており、そのまま折り返していく人の姿も見られました。
整備された駅周辺は公園のようで、V・O-Trainの運行を期に整備されたようです。
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駅周辺にも新しいカフェや食堂ができていて、活気づいてきた模様。街の規模としてはずっと大きい鉄岩よりも、賑わっているように見えました。
帰路は4時間以上を列車で過ごすので、カフェでお弁当、食堂でパジョン、商店でお酒を買い込み、長旅に備えました。
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帰路のO-Trainがやって来ました。堤川を出発、太白、栄州、堤川へと一周してから、水原へと抜ける列車です。
ソウル発着の列車に比べて、水原発着の列車は余裕があるようです。
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帰路の列車で指定されたのは、ボックスシートの家族席。日本だと、3人以上ではないと発売しないパターンが多い席ですが、O-Trainではバラ売りされているようです。
幸い向かい側の2席の乗客は現れず、ボックスを独占しての旅を楽しめました。
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買い込んできた食糧をボックス席に並べれば、セルフの食堂車気分。5年の間の積もる話も交えつつ、楽しい鉄道の旅はフィナーレを迎えたのでした。
この日は、天安の新市街地にある友人宅に一泊。5年前の学生時代に会った時には、「自炊房」と呼ばれる単身アパートでしたが、今は繁華街の夜景が一望できるワンルームマンションで、何だか時の流れを感じたのでした。
一晩を御厄介になった、平澤市の友人夫婦の家からスタートです。
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真新しいマンションの友人宅ですが、慢性的な駐車場不足は今も昔も変わりません。地下駐車場は、白線外にもたくさんの車が停まっていました。
他の車の進路を塞ぐ時には、サイドブレーキをかけずに停めて、塞がれた方が押して(!)どかすという習慣も、健在です。
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駅で友人夫婦と別れ、電車で大田方面へ下ること30分、天安で下車しました。ここで別の友人と合流。このblogがきっかけで10年前に知り合った、韓国人の鉄道仲間です。
5年ぶりの再会になりますが、取る物も取りあえず、中部内陸循環列車「O-Train」に乗り込みました。
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O-Trainはソウルと水原から、中部地方を循環して起点へと帰って行く観光循環列車です。車両は、日本・日立製のヌリロ型特急電車の改造で生まれました。
僕らの指定された4号車は、最も原型を留める「エコ室」。何がエコなのかはよく分かりませんが、木目調の内装や緑色のシートが、自然の中に向かう列車を表現しています。
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カフェコーナーはステンドグラス風の天井で飾られ、息抜きにはもってこい。軽食類はなく、菓子と飲料の販売が中心でした。
台湾の観光列車と違って酒類があるのは嬉しく、さっそく午前中からビールで乾杯です。
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半個室風の、「カップル室」や「ファミリー室」もあります。日本製の電車だけに、ヌリロ号では日本の特急電車的な雰囲気を感じられたものですが、O-Trainはすっかり韓国テイストに生まれ変わりました。
多彩な車内設備に加え、駅や車窓のよい所では乗務員の案内放送も入り、JR九州の観光列車に乗っている気分です。
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京釜線を下っていた電車は、鳥致院を前に三角線経由で忠北線へ。10年前の留学先である忠州を経由する路線なので、すっかり通い慣れた道ですが、観光列車から車窓を見ると違う風景にも感じられます。
車窓から見える母校・忠州大学も、鉄道大学との合併で「韓国交通大学」へ変身。巨大な学び舎が完成していました。ただ忠州駅は、全速力で通過。70万都市の清州すら通過で、観光列車ならではのダイヤです。
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堤川では、ソウルからやってきたもう一つのO-Trainに乗り換え。ホームを挟み同型の特急が並ぶ姿は、福知山駅のようです。
O-Trainは、堤川~太白~栄州~堤川を一周する形態から付けられた列車名。ソウル発は時計回り、水原発は反時計回りに循環し、相互が堤川で接続することで、様々な旅行コースを実現しています。
なおO-Trainの指定券は、パッケージ商品としてではなく、一般の列車として発売。デラックスな車内設備であることから、セマウル号の特室(グリーン車相当)の運賃が適用されます。
O-TrainとV-Traiを組み合わせて旅するなら、O-Trainパスがお得。1日券54,700ウォン(5,500円)、2日券66,100ウォン(6,600円)で、O・V-Trainを含め、ソウルや釜山からのアクセス路線まで乗り放題になります。
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今度の列車は、1号車のエコ室が指定されていました。水原発より混んでいて、ソウル発の時点では満席だったようです。僕らの席の主は水原発に乗り換えたようで、うまく席も融通されています。
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韓国最高峰を走る山岳路線、太白線に入ると、さすがの最新型電車もモーター音を唸らせ走るようになります。狭い谷に、身を寄せ合うように固まる集落の風景も魅力。韓国でも大好きな路線の一つです。
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ミンドゥン山駅(旧甑山駅)手前では、谷底を走る旌善線の列車が見えました。機関車に客車2両、電源車を連ねた編成で、半分は乗客が乗れない車両です。
本数の少ない太白線から分岐する、さらに本数の少ない路線だけに、韓国鉄道歴の長い僕でもなかなか踏破できない路線の一つです。
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杻田駅では10分停車。列車の交換待ちではない、純粋な「観光停車」で、多くの乗客が山間の駅でのひとときを楽しむために降りてきました。
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杻田駅は標高855mで、韓国で一番高い場所にある駅。野辺山駅ほどの標高ではありませんが、残雪があり、吹きつける風は冷たいです。
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太白線と嶺東線をショートカットする、太白三角線を通過。日本では近鉄の伊勢中川にある三角線ですが、韓国では各地に見られ、線籍も持っていることから、鉄道完乗タイトル獲得にはこれらの路線への乗車も欠かせません。
1日1往復しか旅客列車が通過しない。京釜線と忠北線を短絡する五松線も経由するので、O-Trainは2つの短絡線を効率よく「乗りつぶせる」列車でもあります。
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鉄岩駅に到着。3階建ての立派な駅舎ですが、駅前通りは道路拡張のため、片側の商店街が取り壊されてしまっていました。
残っている建物にしても、開いている店は駅周辺に数軒のみ。昼ごはんを食べに食堂に入ってみましたが、ゴムのような食感の肉のサムギョプサルが9,000ウォン(900円)とは恐れ入りました。
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開いている店が一軒もない商店街。実は豊後高田のように、ちょっと昔の街並みとして売り出す動きがあるらしく、あえて昔の看板を掲げたまま残してあるようです。
ただ、まだまだ整備途上のようで、荒れた雰囲気の方を強く感じてしまいました。
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山側の炭鉱住宅?の街並みも、散策コースとして紹介してありました。
崩れた空き家の横では、生活が続く家もあり、観光コースとされていることをどう感じておられるのか、気にかかります。
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住宅街から見た、鉄岩の市街地の街並み。見えている建物の多くが、空き家状態になっているようです。
しかし炭鉱を背景に、川まで張り出してまで建てられたビル街に、産業で栄えた栄華の名残りが伺えました。
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寂しい雰囲気ではありましたが、韓国の経済を支えてきた自負も垣間見えた鉄岩。ここを起点に走る新時代の観光列車が、白頭大幹渓谷列車「V-Train」です。
無骨な機関車に連なる客車は…
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赤い3両編成の客車。窓が大きく取られており、冷房装置はなく、暖房は石炭ストーブです。トロッコ列車でこそありませんが、自然を体感できる列車で、北海道のオホーツク流氷ノロッコ号を思い出しました。
この列車もセマウル特室扱いになっていますが、何かと人手のかかる観光列車だけに、サービス料金と捉えれば納得です。
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走り出した列車からは、洛東江の渓谷美を楽しめます。石炭ストーブの冬場も雰囲気があるけど、窓を開け放して走る夏場も爽快だろうなと思いました。
乗ることが目的で、乗ることが楽しい列車。鉄道はあくまで移動手段でしかなかった韓国で、このような列車が走り始めたことに、感慨深いものがあります。
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歩いてしかたどりつけない、いわゆる「秘境駅」の承富駅で、7分間の観光停車。ほとんどの乗客が降りて、山間の駅でのひと時を楽しんでいました。
地元のおばさん方が、ドンドン酒(濁り酒の一種)を1杯1,000ウォン(100円)で即売しており、「おつまみタダです~」の呼び込みに惹かれてグビっと一杯。山間の駅で楽しむ地酒、おいしかったです。
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続く両元駅でも、10分停車。川沿いに位置しており、列車と組み合わせてのトレッキングも楽しめます。
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地元の歓迎屋台は一層熱が入っており、テントでは軽くご飯も食べられるようになっていました。
観光列車の停車時間が、地域の元気につながる…日本でも見られる現象は、ここ韓国でも起きていました。
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渓谷を何度も鉄橋で渡っていきます。
嶺東線は13年前にも乗ったことがあり、景色のいい所だったという記憶はありますが、時速30kmの速度で改めてゆっくりと楽しむことができました。
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終点、汾川駅に到着。ソウル行きのO-Trainが待っており、そのまま折り返していく人の姿も見られました。
整備された駅周辺は公園のようで、V・O-Trainの運行を期に整備されたようです。
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駅周辺にも新しいカフェや食堂ができていて、活気づいてきた模様。街の規模としてはずっと大きい鉄岩よりも、賑わっているように見えました。
帰路は4時間以上を列車で過ごすので、カフェでお弁当、食堂でパジョン、商店でお酒を買い込み、長旅に備えました。
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帰路のO-Trainがやって来ました。堤川を出発、太白、栄州、堤川へと一周してから、水原へと抜ける列車です。
ソウル発着の列車に比べて、水原発着の列車は余裕があるようです。
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帰路の列車で指定されたのは、ボックスシートの家族席。日本だと、3人以上ではないと発売しないパターンが多い席ですが、O-Trainではバラ売りされているようです。
幸い向かい側の2席の乗客は現れず、ボックスを独占しての旅を楽しめました。
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買い込んできた食糧をボックス席に並べれば、セルフの食堂車気分。5年の間の積もる話も交えつつ、楽しい鉄道の旅はフィナーレを迎えたのでした。
この日は、天安の新市街地にある友人宅に一泊。5年前の学生時代に会った時には、「自炊房」と呼ばれる単身アパートでしたが、今は繁華街の夜景が一望できるワンルームマンションで、何だか時の流れを感じたのでした。