Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

旅名人きっぷで日帰り旅行 甘木・鹿島・唐津

2012年01月22日 | ■旅と鉄道
 手持ちの鉄道フリーきっぷが1枚、バスフリーきっぷ1枚が年度内に有効期限を迎えるので焦り気味。というわけで、九州内の全鉄道乗り放題の「旅名人の九州満喫きっぷ」を消化すべく、日帰り小旅行に出かけました。


 まずは花畑駅から、西鉄甘木線で甘木へ。金島までは花火大会やら仕事やらで最近乗ったけど、その先といえば7年ぶり。沿線ののどかさや、おばちゃん駅員が電車を出迎える風景は変わりません。
 ただ甘木線、この10年で3割も乗客が減っていて、いつまで続いてくれる風景なのか、心もとない状態ではあります。


 続いて、甘木鉄道へ。こちらに至っては、甘木~大板井間に乗るのは小学生以来です。本社機能もある立派な駅の雰囲気は変わらないけど、駅前のスーパーは廃墟と化していて、寂しい限り。


 車両はすっかり入れ替わり、大型の気動車になりました。しかし車内放送では、頑なに「レールバス」という表現を貫いていますw
 鉄っちゃんの間で話題を振りまいた「旧国鉄風塗装」の車両は、車庫でオヤスミ中でした。


 基山から鳥栖へ抜け、長崎本線で肥前鹿島へ。長崎新幹線建設に伴う経営分離問題で揺れた長崎本線・肥前山口~諫早間ですが、その間の駅には一つも降りたことがなかったので、訪れてみました。


 駅前はがらんとした感じですが、電車が到着すると送迎で賑わいます。特急の乗降客も多く、存廃で揺れたとは信じられないほど。


 駅付近に「商店街」という名の付いた通りはありますが、商店は歯抜け状態。それでも探し回れば、昔は賑わったことを想像できる一角も見つけられました。


 停車時間や乗り継ぎ時間を見ながら、いろんな駅に降りられるのもフリーきっぷのいいところ。
 肥前白石駅は、昔はどこもこうだったなあと思える木造駅舎と丸ポストの組み合わせにほっとしました。ホームの草花もよく手入れされていて、人の手の通った駅のぬくもりがあります。


 牛津駅は、立派なレンガ造の新しい駅舎にびっくり。電源地域産業再配置促進費補助事業…なるもので整備されたようです。


 唐津線と長崎本線の分岐駅・久保田は、今こそ小さな駅舎、静かな駅前ですが、長いホームからはターミナル駅の栄華が伝わってきます。
 ここで唐津線に乗換え。1時間に1本ディーゼルカーが走るのどかなローカル線ですが、僕が乗る時はいつも混んでいる印象です。喜ばしいことだけど。


 西唐津までやってきました。この駅まで来たのも中学生以来。


 駅前こそ印象に残る風景のない西唐津ですが、駅裏に回ると、立派な火力発電所がお出迎え。原発停止の影響でフル稼働中と思い込んでいましたが、休止されて数年が経つ発電所のだそうです。


 唐津では、前職の後輩君ファミリーとともに、イカやアジの活き造りで一杯。おいしかった!


 唐津で夜10時まで飲んでも、その日のうちに帰れるのが電車旅のいいところ。103系と303系に揺られ、闇の中、ひたすら天神を目指します。


 天神に着いたら、時間を巻き戻したような雑踏。満員の急行に揺られ花畑に戻り、充実の1日でした。

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