西鉄貝塚線にもnimoca導入
気を取り直して、地下鉄箱崎線直通電車で貝塚駅へ。貝塚駅を介して接続する西鉄貝塚線も、今日からnimoca導入です。路線の一部廃止や減便など後ろ向きな施策が続いた貝塚線ですが、ひさびさに明るい話題となりました。
都会でありながら有人改札だったのも逆に新鮮な光景でしたが、nimoca導入に合わせて貝塚、千早、香椎の3駅では天神大牟田線同様の緑の改札機を導入。特に貝塚は6台も設けられており、スムーズな改札に一役買いそうです。
2両編成の電車は変わりませんが、車内は子連れの乗客でいっぱい。nimoca効果でもあるまいしと思っていましたが、千早駅で7割方の乗客が下車しました。ほとんどが千早駅前で開催中の「ダイハツ コルテオ福岡公演」の観覧客だったようです。
千早にはJRも通じていますが、地下鉄と西鉄がタッグを組んで割引きっぷを発売しており、これが好評な模様。JR鹿児島本線の攻勢に苦戦気味の貝塚線ですが、博多駅よりも貝塚駅の方が乗り換えはラクだし、地道にニーズを掴んでいってほしいものと思います。
住宅街を走っていた電車も、三苫から先はぐっとのどかになり、宮地岳線の面影を追いつつ新宮着。こちらは、天神大牟田線の南部や甘木線でお馴染みの、簡易改札機が設置されていました。
電車の代行バスは、雨なら傘をさしての歩いて2分。駅前につけてほしいものの、駅前に余裕はなく、少しばかり不便な姿になっています。新しい塗装の西鉄バスに2停留所分乗り、上の府で下車しました。