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Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

久留米、2つの終わり

2010年08月01日 | □久留米なう
 7月31日、久留米の街は奇しくも「2つの終わり」を迎えました。翌日はボランティアの研修会だったけど、準備を早めに切り上げ、その「2つの終わり」に立ち会うことに。


 1つ目の終わりは、今年の土曜夜市。6月最終土曜から始まり、計6回の「子どもが夜遊びしても怒られない夜」も、今年はこの日で最後です。
 梅雨時期の人出にも驚いていた夜市だけど、夏休みにも入った最終日の賑わいといったら、もう、すごいことすごいこと。真っ直ぐ歩けないどころか、ところどころで足止めを食らうほどでした。すごい底力を持ってます、久留米。

 子ども向けの出店が多い夜市だけど、最近は飲食店の出店が多い商店街だけに、大人向けメニューも充実。生ビールも安ければ300円からで、おおっぴらにビールを飲みながら街を闊歩できるのも、夜市の醍醐味です。


 六角堂広場も、広場のテーブルは人でぎっしり。ビールに焼き鳥をつまめば、すっかり気分はビアガーデン。いい気分です。


 そしてもう一つの終わり。この日に知ってびっくり仰天だったのですが、西鉄久留米駅前のマックが、30年目にして閉店の日を迎えました。

 僕が小さな頃のマックといえば、すなわち駅前店のことでした。当時は、まだ結構高値の花だったファーストフード。たまに出かける久留米のマチナカで食べるマックの味は、ちょっと特別なものでした。
 親離れする中学生にとっても、バスや自転車でいける駅前マックは「定番」のスポット。最近でも、飲みの帰りの休憩場所に活用していました。

 きっと、筑後平野の民にとっては、若かりし頃にそれぞれの思い出があるマックだったと思います。
 奇しくも夜市の日とあって、閉店する店舗とは思えぬ賑わいを見せていた最後の日。年齢問わず、多くの人がケータイカメラを向けていたのが印象的でした。閉店の案内が張り紙ではなく、「SeeYou」と書かれた立派な垂れ幕だったのが、せめてもの はなむけだったのではないでしょうか。

 西鉄駅前店の閉店で、久留米から「駐車場のないマック」が消滅。都会の象徴が、また一つ消えていきました。
 時代の流れと言われればそれまでだけど、寂しいな・・・。

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