Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

念願の済州菜の花ウォークへ【1】釜山乗り継ぎで西帰浦市へ

2015年03月27日 | ■韓国
 春に開催される久留米市のウォーキング大会・つつじマーチは、韓国の菜の花ウォーク、中国のアカシヤウォークとともに「東亜フラワーリーグ」を結成し、交流を続けています。僕も縁あって、菜の花ウォークとの交流のお手伝いを続けてきました。
 しかし関わること4年になりながら、相手方の大会に参加したことがないというのも格好がつかない話。そこで3月末、念願の菜の花ウォークへの参加を果たしてきました。済州島の訪問自体が始めてで、期待に胸膨らみます。


 福岡~済州間は飛行機で1時間もかからない距離ですが、運悪く直行便は休航中。エアプサンを釜山で乗り継いで行くことになりました。
 時間がかかるのはもちろん、運賃も1.5倍になってしまい、ついてません。


 釜山までは、あっという間。同一会社の乗り継ぎなのに荷物は継走されず、大荷物を持って国際線~国内線ターミナル間を移動しました。お昼ごはんも荷物の番をしながらなので、なかなかの重労働です。
 一人旅であれば荷物も身軽にできるのですが、今回は相手方へのみやげ物もあって、いつもの旅とは勝手が違います。


 釜山~済州便は滑走路で40分ほど待機になり、済州国際空港に着いたのは4時過ぎ。福岡空港到着から、6時間を越える長旅にちょっと疲れ気味です。
 空港を出ると、さっそく南国の木々と、すっかり顔なじみになった西帰浦市の皆さんが出迎えてくれました。久しぶりの再開に、疲れも吹き飛びます。


 済州島は、北半分が済州市、南半分が西帰浦市の2自治体に分かれています。ただ済州道は、韓国の他の道と異なる「特別自治道」。道に属する2市の市長は道知事の任命制で、市には自治権がなく、「本土」の市とは重みが微妙に異なるようです。その代わり特別自治道は、他の道より強い権限が与えられています。
 済州市は、人口40万人を超える都市。鉄道はなく、交通はバスと車が頼りです。市街地にはビルが並び、「島」のイメージで行くと思いのほか都会に感じられます。


 西帰浦市の中文リゾートまでは、広い高速道路のような道を走ること、40分の道のりです。横に細長い島の「短辺方向」でこれだけの時間がかかるのですから、島の大きさが分かろうというもの。
 市街地を抜ければ、大平原に。放牧地のようで、くじゅう高原を思い出しました。


 飛行機の遅れで時間が押しており、ホテルに戻ればすぐさま出発。歓迎会の「国際交流の夕べ」にお招き頂きました。
 いつもお世話になっている西帰浦市の職員さんが功労者として表彰され、久留米チームも大盛り上がりでした。


 祝宴に欠かせないのは、うまい酒。済州の地焼酎「漢拏山」の裏面には、菜の花ウォークの図柄がデザインされていました。
 韓国では、焼酎の度数が年々下がる傾向にありますが、オリジナルの漢拏山は22度と、僕の留学していた10年前の水準を保っています。いきおい、酔いもすぐに回ってきます。


 2次会は、街中のごくごく普通の粉食店にお招き頂きました。
 マッコリは済州のオリジナルブランドで、賞味期限は1週間程度という「生」マッコリ。驚いたのは製造年月日で、なんと今日です。夜明け前に作って、一斉に配送されるのだとか。新鮮な生の味、済州に来たらまた味わいたい逸品でした。

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