日本の政治をこの路線のままにしておいていいのか?

2006年08月24日 | 持続可能な社会

 このブログで何度も紹介してきた小澤徳太郎先生から、以下のようなメールと資料が届きました。

 みなさんと、ぜひ共有したいので、了解を得て、転載します。

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 8月23日の岡野さんのブログ「伝えたい……」を拝見しました。

 『成長の限界』というレポートを出したローマクラブは、1968年に集会が行なわれて70年に発足した、財界人、政治家たちの地球の未来を考える研究グループです。72年の段階でレポートを出しましたが……

 この部分を読んで、時系列的にスウェーデンの行動を思い出しました。
 スウェーデンでは、1960年代前半ごろから環境問題の議論が起こり、68年にスウェーデン政府は、国連に国連初の環境会議の開催の提案を行い、ローマクラブが発足した70年には、大阪万博でユニークなスカンジナビア館を建て、環境問題の重要性をアッピールしておりました。

 私たちは一般に現在の環境問題の認識の原点は72年の「成長の限界」と理解しているようですが、これらの事実を総合的に考えると、スウェーデン政府の行動がローマクラブという国際的研究グループの活動より、先んじていたことがわかるような気がします。ご参考まで。

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 改めて、スウェーデンの人びと――政府、パルメ首相らリーダー――の気づきがいかに早かったかということに驚かされます。

 1972年6月に開催された、スウェーデン・ストックホルムでの第一回の国連環境会議には、私たちのシンポジウムの呼びかけ人のお一人大井玄先生も出席しておられたそうです。

 先生は、その時以来、繰り返し現地での視察などによって、世界の環境の悪化と、スウェーデンなどの国の政策と日本の対策の違いを見てこられたのですから、初めてお目にかかった頃、私に「ほとんど絶望しています」とおっしゃった気持ちは痛いほどわかります。

 何しろ、1972年、日本も環境会議に代表を送りはしていますが、国内では7月に田中角栄氏が自民党総裁-首相になり、「日本列島改造論」をぶち上げていたのです。

 何という違いでしょうか。

 この政治路線の違いは、いまだにあまり変わっていないようです。

 必ず大量生産-大量消費-大量廃棄をともなう「経済成長」を維持し促進し続けるというのが、いまでも日本の政治路線です。

 自分たちの子どもたち・孫たち、「次の世代」のことを本当に心配しておられる市民のみなさん、日本の政治をこの路線のままにしておいていいとお考えですか?



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