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伝えたい!いのちの意味―岡野守也の公開授業+α
授業を受けて元気になろう!
美しい海-瀬戸内海
2006年08月10日
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Weblog
先日、四国の大学の夏期集中に行く途中、瀬戸大橋から撮った瀬戸内海の風景です。
あまりに美しいので、みなさんにシェアしたくなりました。
というか、瀬戸内海は、私のふるさとで、つい自慢したくなったのかな。
ともかく、日本には(も)美しいところがたくさんあります。
「美しい日本の私」ですね。
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スウェーデンのエコロジー的思考
2006年08月09日
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持続可能な社会
今日は、半日、クーラーの修理のことでミーティング・ルームにいました。
修理してもらうのを待っているだけで、他にすることがなく、しかも修理にすごく時間がかかったお陰で、小澤徳太郎先生の『いま、環境・エネルギー問題を考える――現実主義の国スウェーデンをとおして』(ダイヤモンド社)をほとんど読むことができました。
これは、なんと1992年の本です。つまり、もう14年も前ということです。
本文に、こういう言葉がありました。
私は「わが国とスウェーデンは異なった価値観に立った工業国である」と考えるべきだと思っています。
スウェーデンの考え方の中にはものごとを総合的に関連づけて考える、言い換えれば「エコロジー的な(生態学的な)考え」があります。
〔スウェーデンでは〕共通の問題に対してこれを個人的に解決しないで、集団的に、あるいは共同体として解決する方法を選択し、それをシステム化していく。
わが国とスウェーデンの特徴を一言で表現すれば、わが国は「治療志向の国」、スウェーデンは「予防志向の国」といえるでしょう。
いろいろ感じさせられ、考えさせられています。
ちょっと夏バテ気味かなという感じなので、今夜は引用だけにして、また明日にでも少し書こうと思います。
よかったら、またのぞいてみてください。
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公開講座案内
2006年08月08日
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心の教育
サングラハ教育・心理研究所
20期オープンカレッジ ご案内
今日本では、戦後の自由主義-資本主義社会のマイナス面が深刻なまでに拡大しています。
自由主義は過度な自由競争に、資本主義は拝金主義へとひずんできていて、経済的な意味での優越か劣等か、勝ち組か負け組かというものさしによる、不毛な二極分化-対立が進んできているようです。
経済というベースはもちろん必要ですが、それは「いい人生」のベースにすぎません。
経済だけに目を奪われて、心がよりよくなる=成長することを視野に入れないままでは、ほんとうにいい人生を築いていくことは決してできません。
不毛な時代状況に巻き込まれず、しかし決して不適応に陥らず、しっかりと生きていくための基本的なヒントとして、アドラー心理学、論理療法、唯識、ウィルバーなどを手がかりに、「人間成長・人格的成熟」とはどういうことなのか、ご一緒に学んでいきましょう。
藤沢の新しい拠点での集中講座も追加していく予定です。決まり次第、またお知らせします。どうぞ、ご期待ください。
A講座:「自我確立~自己超越の心理学――アドラー、論理療法、唯識、ウィルバーを参照しながら学ぶ」
於 ヒューマン・ギルド(東西線神楽坂)
9/12, 26 10/10, 24 11/7, 21 12/5, 19 火曜日全8回
自我確立―自己実現-自己超越という、ライフ・サイクルの全体を理解することは、自分の心の成長について、成り行き任せではない、しっかりとした人生計画(ライフ・プラン)を確立することにつながるでしょう。
19期の「自己実現の心理学」の続きという意味も含め、自己実現以前の「自我確立」という発達課題、そして以後の「自己超越」というより高次の人間成長を、どう捉えるか、アドラー、論理療法、唯識、ウィルバーの仕事を参照しながら、なるべくわかりやすく、実際の生活にヒントになるように工夫しながら、ご一緒に学んでいきたいと思います。
テキスト:講義の進行に合わせて資料を配布します。
C講座:「唯識入門」
於 不二禅堂(小田急線参宮橋)
9/8, 22 10/13, 27 金曜日全4回
唯識は、東洋-大乗仏教の深層心理学ともいうべきもので、人間の心の深いところの問題点(煩悩)と可能性(仏性)の両方に対して、驚くべき洞察を加えています。
その内容を学ぶと、もはや古代のものとか、否定的な意味での「宗教」であるとか、特定仏教の教義として信じるかどうかといった疑問はまったく超えられ、いつの時代にもだれにも当てはまる普遍・妥当性のある、人間心理への深くかつ適切な洞察であることがわかるでしょう。
また、日本の精神的遺産の決定的に重要な一つである唯識を学ぶことは、日本人としての文化的アイデンティティを再確立することにもつながっていると思われます。
不二禅堂での講座では、基本的には中級、大乗仏教の深層心理学・唯識の学びを行なってきましたが、途中からの参加、新しく参加を希望される方も増えてきましたので、ここで、入門と復習の意味で、基本から学びたいと思います。
なお、講義の前に30分程度の坐禅を行ないますので、坐禅のできる服装をご用意下さい。
テキスト:コピーを配布します。
●受講料は、一回当たり、一般3,5千円、会員3千円、専業主婦・無職・フリーター2千円、学生1千円×回数分です。
●原則は一括ですが、都合でどうしても毎回出席が難しい方は、単発受講も可能です。
●申し込み、問い合わせは
サングラハ教育・心理研究所・岡野へ、E-mail: okano@smgrh. gr. jp
または Fax0466-86-1824で。
住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号・メールアドレス(できるだけ自宅・携帯とも)を明記してください。
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原爆記念日に
2006年08月06日
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持続可能な社会
原爆記念日、今、一分間の黙祷をしたところです。
私は戦後生まれですが、小学生の時、学校で見せられた原爆の記録映画(たぶん『原爆の子』)に受けたショック(数日間、悲惨なシーンが脳裏を離れず、どうしようもなく憂うつでした)が、私の公的仕事すべての原点です。
みなさんと同じく、「二度とこんなことはあってほしくない」という思いを原点に、しかしそれだけでなく「どうしたら、二度とこんなことが起こらないようにできるのか」と考え続けてきました。
ようやく、その原理と方向性だけはつかめたのではないかと思っています。
秋のシンポジウム「日本も〈緑の福祉国家〉にしたい!」も、そうした方向性を具体化するための試みです。
スウェーデンは何とこの180年余り、まったく戦争に加わっていないのです。
なぜ、加害者にも被害者にもならない国であり続けることができたのか、そのモデルに学びたいと思っています。
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非日常体験
2006年08月04日
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メンタル・ヘルス
四国の大学での夏期集中授業を終え、帰りの新幹線の中です。
5日連続朝から午後3時までしゃべりっぱなし、ホテルに帰って、汗まみれになったものを洗濯して、シャワーを浴び、少し休んで夕飯を済ませたら、レポートの採点。
ただそれだけで、余分なことをしたり考えたりする暇なし。
これは、シンプルで、けっこういい非日常体験でした。
コスモロジーの話に感動して涙を流してくれた女子学生もいました。
13名のうち、男子2名、女子2名がスケール10の大変化を報告してくれました。
約30%、これまでの平均25%よりも高い率です。
しかし、ほとんど理解できなかった、心に響かなかった子もいたようで、今後の課題も残っているな、と改めて感じています。
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