初めてのオペラに大感激！！

１０月６日（土）滋賀県立芸術劇場「びわ湖ホール」（大ホール）で行われた、
日中国交正常化４０周年記念「日中オペラアリアの夕べ」に行ってまいりました。

初めてのオペラだったのですが、歌手の方の声量、音量、迫力など
ただただ圧倒されたり大感激の一時でした。
大ホールの会場は、ピアノ１台と歌手の方のみ。
マイクもスピーカーもないのです。
それなのに会場全体に響き渡る歌声。
人間の声はこんなにも出るのか？？？？　と感じ入ったしだいです。

今回は国内外で活躍されている中国及び日本の歌手の方々１０名の
出演でしたが、最初に挨拶された中国の団長の方が中国出国に際しては
「死を覚悟で日本に来ました」とおっしゃったのが大変印象に残りました。
国、経済、文化はやはり別物として交流することが大切なのだと
実感したしだいです。

公演終了後、出演された歌手、スタッフの方々が参加されるアフターパーティー
に参加させていただく機会があり、記念写真を撮ったり、会話をさせていただいたりと
楽しい一時を味あわせていただき大感激でした。

翌日には、信楽のＭＩＨＯミュージアムを見学したのですが、
そこでハプニングがあったのです。

今回の歌手の方々もＭＩＨＯミュージアムを見学されたのですが、移動される
バスの中で、中国の団長の方が体調不良となり、昼食のためテーブルを
囲んでおられる最中に、その状況を改善するように私に依頼があったのです。
（大変な重責です。）
症状をうかがうと、首から肩、背中の上部にかけて強いハリがあり辛いとのこと。
筋肉、骨の状況をチェックすると、下部頚椎及び上部胸椎が亜脱臼の状態。
そこで、イスに深く腰掛けていただき、頚椎及び胸椎の矯正を実施。
すると団長の方が、心配して見ておられた周りの方に「ＯＫ、ＯＫ」と
楽になったとの意思表示をされたのです。
この間約１０分弱でした。

これで一同一安心です。
これをテーブル正面で見ておられた日本の男性のチェロ演奏者の方が、
自分も背中から肩にかけて辛いので治して欲しいとの依頼があり、
その方の症状も改善させたのです。
更に、女性の歌手の方からも顎関節がおかしくなっているので、
東京で診て欲しいとの要望があり、名刺をお渡しすることに。

また、アフターパーティー時にも「肩が辛くて困っている」との話があり
改善をさせていただいたところ、その方の会社に来て欲しいなどと発展。

何気ないボランティア的な動きが、大きな波紋となっていったのです。

本当にオペラで感動し、困っている方の改善でお役に立てる
すばらしい二日間でした。