昨日(9月5日)、3年ほど前から肘痛でお困りの男性(30代)が来店。
仕事柄体を鍛えておく必要があるということで、柔軟で鍛えらた筋肉の持ち主でした。
◆お話を伺うと、
・3年ほど前から両肘に痛みが発生した。
・痛みは、動作開始時、動作終了時等に発生する。
・整形外科2医院での診断は 「テニス肘」とのこと。
・治療として、注射、湿布、痛み止めなどを行っていたが全く改善せず困っている。
・腕の曲げ伸ばしが出来ない。腕が痛いために物が持てない。等の不調も。
・インターネットでいろいろ探した結果、当店を見つけ出し来店した。
・仕事柄、体の筋力を強化しておく必要がある。
・PTA活動などでスポーツを行う頻繁に行っている。
◆治療 ステップ1
・病院の診察結果である「テニス肘」を疑い、腕(上腕、前腕、肘)の触診を
行いましたが、テニス肘らしい兆候は全くありませんでした。
・とりあえず次の3点の改善施術を実施。
①骨盤の崩れを整える。
②背骨の歪みを整える。
③痛みを発している腕の筋肉を緩める。
・結果として、腕の曲げ伸ばしは楽になり、痛みも少し緩和されたが、
痛み自体は依然として続いている状況でした。
★ここで、整形外科の「テニス肘」との診断は間違っており、
原因は他にあると判断。
< 原因は、筋肉疲労、肘の亜脱臼ではなく、神経圧迫と想定。 >
◆原因究明と改善施術
★原因究明
・手の指の触感テストをすると問題なし。
・前腕の感覚も異常なし。
・首の付け根付近の違和感を訪ねると常におかしいとのこと。
・上部胸椎(背骨)、頸椎(首の骨)を触診すると
骨が大きくズレており神経圧迫を起こしていたのです。
①胸椎1,2番が 右方向に崩れ
②頸椎6,7番が 左方向に崩れ
③頭蓋骨の崩れ(左側が下方に下がる)
④頸椎2番が右方向に崩れる
★改善施術
・首の筋肉を緩めたうえで、頭蓋骨の崩れを矯正で整える。
・崩れている胸椎、頸椎を矯正による整えたところ
左右の肘の痛み、首、肩の違和感が解消したのです。
・首、背中の骨が崩れる原因が肩周辺の筋肉こりにあり
このまま放っておくと再び短期間で崩れてしまう恐れが
あるため次回以降、首、肩、背中の筋肉こり改善の施術を
行うことにしたのです。
◆次から次に不調の申し出が続きました。
・肘が楽になると、
①左膝が痛く、常にかばって生活しており、スポーツなどに支障がある。
②右手首を傷めており、手をつくと痛みが出る。
などと不調の申し出があり、改善施術を行うことに。
①の膝痛は、脛、太腿横、膝裏の筋肉こりの改善で解消。
②の手首痛は、前腕の骨の崩れを矯正で整える事で改善。
◆最後の一言
車に乗るまでのわずかな距離を歩きながら
「膝がとても楽になった。」 と一言。
「テニス肘で困っている。」 とおっしゃって来店したはずなのに
一番喜ばれたのは、膝痛の改善でした。
★体の不調改善で、日常生活、スポーツが不安無く楽しめます。
★一番問題なのは、整形外科の間違った診断と治そうとしない
考え方や行動です。
本当に困って助けて欲しいと頼って入っている人を・・・・・。
いろいろ考えさせられた本日でした。
★一番問題なのは、整形外科の間違った診断と治そうとしない
考え方や行動です。
本当に困って助けて欲しいと頼って入っている人を・・・・・。
いろいろ考えさせられた本日でした。