一度曲げると立ち上がれない「膝」、太腿裏・ふくらはぎが痛い

皆様　おはようございます。

９月１１日（月）　朝方まで降っていた雨も上がり、

曇り時々晴れの天候の鳥取です。

今朝の最低気温は２２．７℃。

今日は曇りのち雨の天候で、予想最高気温２９℃の見込みです。

 

昨日は、ZOOMによるセミナー（約１時間半）を受講。

「睡眠で痛みを取る方法」を学びました。

 

本日の事例です。

 

概要

　　・７０代前半の男性。

　　・不調内容を伺うと

　　　　①膝を曲げしゃがむと脚の力だけでは立ち上がれない。

　　　　②太腿裏、ふくらはぎが痛くて脚を曲げられない。

　　　　③膝周辺に違和感がある。

　　　というような申し出でした。

 

体を診させていただくと

　◆仰向け姿勢

　　・仰向け姿勢で踵を持ち脚を上げると、２０度程度の角度で止まります。　　

　　・太腿前側の筋肉（大腿四頭筋）がとても硬く、まるで木のような状況。

　　・すねの筋肉（前脛骨筋など）が硬くなっており、指で押すと痛みを感じます。

　◆うつ伏せ姿勢

　　・うつ伏せ姿勢で膝を曲げると抵抗が強く、重く曲がりづらい状況。

　　・お尻～太腿裏の筋肉が硬い状況。

　　・ふくらはぎの筋肉も硬く、足首が動きづらい状況でした。

　◆腰周辺

　　・左腰の筋肉が異常に硬く、まるで石のような状況。

　　　その部分を指で押すと強い痛みを訴えます。

　　・腰椎５番の筋肉癒着と左方向へのズレが起こっていました。

 

　　不調原因

　　　　太腿～ふくらはぎの筋肉コリによる可動制限。

　　　　腰の骨（腰椎）のズレに伴う神経圧迫による脚の筋力低下。

　　

改善施術

　　・お尻～太腿裏の筋肉を緩めます。

　　・ふくらはぎの筋肉を緩めます。

　　・太腿前側及びすねの筋肉を緩めます。

　　・膝下にある膝蓋下脂肪体を緩めます。

　　・腰の骨（腰椎５番）、腰椎と仙骨の筋肉癒着を剥がします。

　　・腰～背中の筋肉を緩めます。

 

施術後の体の状態を伺うと

　　・脚の屈伸、膝を曲げた状態からの立ち上がりが楽に出来ます。

　　・脚全体がとても軽く、楽に動き出しました。

　　・腰周辺がずいぶん軽くなり、痛みをほとんど感じません。

　　などと大変喜んでおられました。