南三陸町東部、海岸近くの細道を下って行くと、道脇の法面や樹下に常緑広葉樹の低木が
茂っていて、丸みを帯びた長楕円形の葉が放射状に付いています。
これはシャリンバイの木ですね。ただ、何株も観察していると、葉の形や鋸歯の粗さに幾
つかのタイプがあるように思われます。
葉幅が広い倒卵形の葉、長楕円形で先端が丸い葉、狭倒卵形で先端がやや尖っている葉な
どがあります。私が今までに観察した、庭木や施設外縁などに植えられた木は、葉幅が広
い倒卵形の葉だった印象ですから、これをマルバシャリンバイと呼んでいました。
ただ、かなり変化が多く中間型などもあって識別ができないということで、今はシャリン
バイとして一本化されているようです。
三枚とも2023.1.30撮影
シャリンバイは2017年の5月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
なお、記事はマルバシャリンバイとして記述していますが、葉の形以外の相違点はないの
で参考にしてください。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/0a9333cc48ad5a9811f06dde53a7c980
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