一関市花泉町、丘陵地の林道を下って行くと大きな構造物群があり、その周辺や林道沿い
には冬枯れの草地が続いています。そんな草地の中に丈が50~70cmのイネ科らしき茎が密
生していて、よく見ると茎の途中に白い綿毛らしきものが幾つか残っています。
これは昨年、松島町の丘陵地で観察したメリケンカルカヤでしょうね。
二枚とも2022.3.4撮影
メリケンカルカヤは北アメリカ原産の帰化植物で、植物図鑑には愛知県に最初に上陸し、
その後関東地方まで北上しているとありますが、それが現在では岩手県南部まで北上して
いることになります。この付近では構造物群の外周や林道沿いの、日当たりの良い場所に
ふつうに生えていますし、さらに下った集落道の法面にも群生していました。
赤土が露出した法面や、砂利敷の路肩などがお好みのようです。
2022.3.4撮影
メリケンカルカヤは2021年の1月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/d3737cf35f2dfa27f7e7cbf1006dd81b
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