加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の細い山道を上がって行くと、山道から少し下がった東向きの斜面に明るい色のキノコが幾つか見えます。斜面を下って確認するとホウキタケの仲間のようで、今がちょうど盛りでほとんど傷みがありません。ごく淡い橙赤色で、比較的下部で分枝し始めていることから、種の同定は容易でしょう。
二枚とも2020.10.9撮影
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加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の細い山道を上がって行くと、腐朽のすすんだ朽木が横たわっていて、そのわき腹の何箇所かに、扇形のキノコが幾重にも重なって出ています。傘の色がごく淡い橙赤色ですから、マスタケでしょうね。色が鱒の肉に似ている事からマスタケと名付けられたといわれ、別名にアカンボウやアカキノコがあります。
二枚とも2020.1 . . . 本文を読む
加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の急な山道をしばらく登って行くと、傾斜がゆるくなってきましたから、この山の高みが近いのでしょう。なだらかな尾根筋の林床に、傘に赤みのある小さなキノコが2~5本と、寄り添うかのように生えています。この辺りの標高は350mほど、一帯には広葉樹林が広がっています。
二枚とも2020.10.9撮影
傘の直径 . . . 本文を読む
加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の急な山道をしばらく登って行くと、傾斜がゆるくなってきましたから、この山の高みが近いのでしょう。一帯にはブナやトチを含む広葉樹林が広がっています。そんな林床で見つけたのがクサウラベニタケです。9月下旬~10月初旬、キノコの季節の早い頃に出る毒キノコです。あちこちに5~10本とまとまって生えていて、つい採りたくなるような温和な姿をしています。
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加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の細い山道を登りきると、そこからは広葉樹林内を緩やかに下っていきます。一度木々の疎らな場所を通過しますが、その先も若い広葉樹の林が続いています。その林の入口付近の山道に、タチツボスミレらしき群落があったものの、ありふれたスミレですから注目することもなく通過しました。
ところが、林内の薄暗い場所まで群落が続いているので、ここで初めて「タチツボスミレではないかも ?」と疑 . . . 本文を読む