里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ハナタデ 沢沿いの林道

2020-10-24 | 日記
気仙沼市本吉町山田地区北部、沢沿いの林道をゆるやかに上がって行くと、傍らの草地にたくさんの小さな淡紅色の花穂が立ち上がっています。さらに行くと沢沿いやあちこちの山裾の草地にたくさん咲いています。よく見るイヌタデよりも花穂が細く、花数も少ないし、葉の中央に深緑色の斑が入っているので、別の種でしょうね。帰宅後に野草図鑑と見比べて、種を同定しましょう。                      . . . 本文を読む

コガネタケの幼菌 林道端

2020-10-23 | 日記
気仙沼市本吉町山田地区北部、川沿いの集落道から、東側の林道を上がって行くと、林道端の草地に黄色いキノコらしきものが何本か見えます。キナコが振り掛けられたように見えますから、コガネタケの幼菌と思われます。コガネタケはとても大きくなるキノコで、丈が20cm、傘の直径が15cmにもなります。 上手の草地を見ると、やや大きなキノコが4本生えていて、こちらはよりコガネタケらしい姿をしていますが、まだ傘が開 . . . 本文を読む

ハタケシメジ 林道端に群生

2020-10-21 | 日記
気仙沼市本吉町山田地区北部、川沿いの集落道から、東側の山への比較的新しい林道を上がって行くと、轍の間の狭い草地にキノコらしきものが見えます。しゃがみ込んで観察すると、食茸のハタケシメジのようです。周囲を見渡すと、林道端の草地にもたくさん生えていて、20mほどの範囲に100本ほどもありそうです。こんなに群生しているのは初めて見ました。沢沿いの新しい林道ですから、工事の際に近くの立木を伐採したようで、 . . . 本文を読む

カワムラフウセンタケ 太い基部

2020-10-20 | 日記
気仙沼市本吉町山田地区北部、小河川沿いの林道を下って行くと、東側の山腹を登って行く作業道が見えます。かなり荒れた道で、灌木を避けながら何度か屈曲を繰り返して尾根近くまで上がって行くと、西向きのなだらかな斜面に雑木林が広がっています。キノコを探して斜面を歩き回りましたが、1~2本が単生しているものの絵にならないのでパスします。そんなことを繰り返していると、頂稜近くを鉢巻状に巡る林道に出ました。 林 . . . 本文を読む

シュウメイギク 山裾の林縁

2020-10-19 | 日記
気仙沼市本吉町山田地区北部、沢沿いの林道を緩やかに上がって行くと、道下に5~6枚の耕作放棄田が続いています。道を挟んだ東側の山裾に、ちょっとした平坦地があって杉林になっています。杉林際に細い作業道があるので休憩すべく入って行くと、上手の林際に紅紫色の花が群れ咲いています。これは、よく民家の庭などに植えられているシュウメイギクですね。道下の田んぼが耕されていた頃には農小屋でもあって、周りにシュウメイ . . . 本文を読む