一関市花泉町永井地区北東部、北上川近くの集落への道を歩いて行くと、行く手に杉や欅からなる林があって、樹間からチラチラと民家の屋根が見えるので屋敷林なのでしょう。屋敷林の手前に細い農道があり、これを下りかけると法面に常緑の剣葉が株をなしているのを見つけました。葉が幅広でもっこりと茂っていますから、ヤブランでしょう。よく似たオオバジャノヒゲなら、葉がもっと細くて地際に伏せていますからね。
周囲を見渡 . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北東部、北上川にほど近い農道を東へ歩いて行くと、南向きの法面にはノボロギクの根生葉がたくさん生えています。今年の冬は寒さが特別厳しいのですが、傷んだり萎れたりした株がないので、寒さには強い種なのでしょう。中には黄色い花を付けている株もありました。原産地がヨーロッパですから、宮城県や岩手県の寒さは大したことないのでしょうね。
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東松島市浅井地区西部、丘陵地の麓の集落道を西へ歩いて行くと、山側から枝を差し掛けるかのように常緑針葉樹が茂っています。カヤかイヌガヤの何れかでしょう。歩み寄って観察すると、葉が大きく、葉表の光沢が少ないのでイヌガヤですね。よく見ると、枝の先端側にツボミらしき小球が、たくさん付いています。直径は3mmほどでしょうか。
二枚とも202 . . . 本文を読む
東松島市浅井地区西部、丘陵地の麓の集落道を東へ歩いていると、山側法面全体が常緑の植物に覆われています。歩み寄って確認すると、ツルニチニチソウの群落ですね。植物図鑑では「常緑性つる植物だが、寒冷地では冬季落葉」となっています。宮城県内の低地では、厳寒期でも葉が枯れませんから、寒冷地には当たらないのでしょう。
二枚とも2020.12. . . . 本文を読む