一関市室根町津谷川地区東部、松林の中の防火帯をゆるやかに上がって行くと、松の枯葉が散り敷かれた斜面が続きます。しばらく上って行くとミヤマスミレが群生していて、たくさんの花を咲かせています。傷んだ花がほとんどなく、またツボミもあまり見られないので、今がまさに花の盛期と思われます。
昨年の5月、この山を踏査した際にミヤマスミレらしき葉を見つけていたのですが、もう花は完全に終わっていたため、種の同定ま . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区東部、山裾の集落道をゆるやかに上がって行くと、南向きの山側法面に何かの根生葉が群生しています。どことなく葉のつくりがオオジシバリに似ているので、キク科の植物でしょうか。そういえば、崖下や道路法面ではキク科のヤクシソウをよく見かけるので、その根生葉かも知れませんね。念のため葉を千切ってみると、白い乳液が浸み出してきたので、たぶんヤクシソウでしょう。
. . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区東部、丘陵地の段丘下の細道を上がって行くと、山側法面に赤みを帯びた何かの葉が茂っています。トリアシショウマの葉のように見えますが、幾つか似た植物があるので、細部を見比べて種を同定したいと思います。
二枚とも2021.4.15撮影
小さな葉がたくさん付いていますが、このような葉の付き方を2回3 . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区東部、丘陵地の段丘下の細道を上がって行くと、日陰になった段丘法面や水路沿いに皺ばんだ葉の植物がたくさん生えています。葉の形を見ると、基部が少し耳状に張り出していますから、たぶんキバナアキギリの新葉でしょう。キバナアキギリは林内や山蔭に生える植物ですから、自生環境も合致します。5~10株がまとまって生えているのは、短い地下茎で繋がっているからでしょう。
. . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区東部、丘陵地中腹の林道をゆるやかに下って行くと、道下の法面に10株ほどのタンポポが咲いています。今は日が当たっていますが、木々の葉が茂れば半日陰になるような場所です。それによく見るセイヨウタンポポに比べると、花がひと回り大きいので、在来種のエゾタンポポかも知れません。
たしか・・両者は、花の下にある総苞、または総苞片の形状で見分けられるはず。その写真を撮って持ち帰り、植物図鑑 . . . 本文を読む