一関市花泉町、河川近くの耕作放棄地に踏み込んで野草を観察していると、ヨモギやセイタカアワダチソウからなる草叢に、それらの丈が低い一角があり、何か黄色っぽいつるが絡んでいるように見えます。歩み寄って観察すると、絡んでいるのはネナシカズですね。ただ、つるがやけに細く、私の知っているネナシカズラとは違うような ?種は後から調べるしかありませんが、つる周辺のヨモギなどの草丈が低いのは、寄生植物であるネナシ . . . 本文を読む
一関市花泉町、河川近くの平地に田畑が広がっていますが、場所によってはほとんどが耕作放棄されていて、そこでは農道も荒れています。そんな荒れた農道を歩いて行くと、脇の耕作放棄地の中に白い花が点々と咲いています。キクの仲間でも咲き始めたのかと、草地と化した耕作放棄地に踏み込んで観察すると、花のつくりはアキノノゲシ(黄花)に似ていますが、白花種があるのでしょうか。
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一関市花泉町、丘陵地の狭間の集落道を下って行くと、行く手にケヤキやスギからなる屋敷林があって、その外周にヤブランが生えているのを昨年の12月に観察しています。ヤブランの花期を調べると8~9月となっていて、いつ頃咲くのかはっきりしません。花期を過ぎると一年待たねば写真が撮れないので、やや早めとは思いつつも9月初旬に訪れてみました。
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一関市花泉町、丘陵地の狭間の集落道を下って行くと、道路脇に一段高い平坦地があって、その法面にたくさんの濃桃色の花穂を付けた、背高の植物が群生しています。花穂はたくさんの粒状の小花からなっていて、垂れ気味に咲いていますからオオケタデでしょう。かつては農家の敷地周りや、畑の周囲などに何本か咲いているのをよく見かけたものですが、最近はほとんど見かけなくなりましたね。
この平坦地は、今は雑草に覆われてい . . . 本文を読む
南三陸町の山間部、沢に並行する車道を集落方向へ上がって行くと、山側法面のつる植物に毛虫が何匹か這っていて、盛んに葉を食べています。体色は赤褐色と黒の横縞模様で、そこに黄色いトゲがたくさん生えていています。毒々しい体色や鋭いトゲから毒のある毛虫のように見えるので、イラガの仲間の幼虫かも知れません。なお、つる植物はヤマガシュウですね。サルトリイバラの仲間です。
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