登米市津山町、川近くの集落道を歩いて行くと、林縁に一本のエノキの小高木が茂っていて、枝の先の方には橙色の実がたくさん生っています。手近な下枝にも実が生っているので、写真を撮るのが楽ですね。あたりを見渡すと、一帯は荒れた屋敷林のようで、奥には木々を透かして民家らしきものが見えますが、そこへの道は濃密な草藪になっています。
二枚とも . . . 本文を読む
登米市東和町、山麓の幅広の車道を集落方向へ歩いて行くと、草藪を覆うクズの葉の間から、淡桃色の小さな花穂が覗いているのを見つけました。先日観察したキダチコマツナギの花穂のように見えますが、それならもっと枝葉を茂らせ花穂もたくさん見られるはず。周囲を見回すと、道路端から地を這うかのように枝を伸ばす低木があって、淡桃色の花穂が幾つか付いています。これは在来種のコマツナギですね。
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登米市東東和町、小河川に並行する林道を上がって行くと、山側から枝を差し掛ける木があって、見上げると丸い実が数珠生りになっています。これはハクウンボクの実ですね。まだ若い小高木なので実成りが良いとは言えませんが、実は完熟しているようで殻の一部が剝けていて、中の種子が顔を覗かせています。
二枚とも2021.9.8撮影
ハクウンボク . . . 本文を読む
一関市藤沢町、小河川に並行する林道を下って行くと、道路沿いの草や低木が黄褐色に枯れ上がっています。かつては刈払われていたのですが、2~3年前から除草剤を噴霧して枯らす方式に変更されつつあり、夏なのに枯草の道が増えているのが気掛かりです。刈払い方式なら根は残るのですが、除草剤噴霧では根まで枯れてしまいますからね。
そんな枯草の道沿いで、かろうじて除草剤噴霧を免れたのがメハジキです。噴霧範囲から数十 . . . 本文を読む
登米市東和町、小河川に並行する車道を上がって行くと、杉林際に淡桃色の花穂が十数本立っています。初めはヌスビトハギの花かと思ったのですが、よく見ると1つひとつの花がそれよりも大きいので、フジカンゾウの花でしょう。林道歩きの際に杉林沿いで時々見かける植物ですが、花の盛りに出合うことがなかったので、今日まで取り上げることができませんでした。
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