一関市花泉町、山裾の林道を上がって行くと、道端の植物にアオジソのような果穂がたくさん付いています。葉を見るとアオジソのような切れ込みの多い葉ではなく、ほぼ卵形の葉ですからシソ科の別の植物と思われます。植物図鑑でシソ科の植物を当たれば、種名が判るでしょう。
二枚とも2021.10.13撮影
植物図鑑をめくってシソ科の植物を当たって . . . 本文を読む
一関市花泉町、川に並行する車道を下って行くと、道路際の藪から何かのつるがはみ出していて、あちこちに幾つもの房状の実を付けています。近くの葉を見るとアオツヅラフジやクサボタンのようですが、この実はそれらの実とは違うものです。しばらく考えていると、突然閃いて「そうか、これはネナシカズラの実だ! !」ネナシカズラは根だけでなく葉も全く無くて、つると実だけなんですね。
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一関市花泉町、川に並行する車道を下って行くと、道路の法面や河川敷の藪際などに茂っている木の枝先に、淡紅色の花のようなものがたくさん付いています。近くで確認するとクマノミズキで、淡紅色の花のように見えたのは果柄なんですね。
それらの果柄の先にはたくさんの果実が付いていて、紫黒色に熟しています。熟すと野鳥がついばんだり、自然に落ちたりしてやや疎らになることが多いのに、この辺りではほとんど落ちていませ . . . 本文を読む
一関市花泉町、川に並行する車道を下って行くと、山側に窪地があって、そこに枝を広げる小高木にたくさんの丸い実が生っています。実の直径が15mmほどあり、葉を揉むと独特な精油分の香りがするので、アブラチャンの実でしょう。よく見ると果皮が裂けて、中の種子が顔を見せている実もあります。
二枚とも2021.10.13撮影
果実は既に完熟し . . . 本文を読む
南三陸町南部、山地の尾根筋を登って行くと次第に傾斜がきつくなりますが、そんな尾根の東斜面に赤く細いキノコが10本ほど散生しているのを見つけました。形がホウキタケに似ているので、その仲間でしょうか。周辺はアカマツやモミを交えた雑木林で、林床には厚く腐葉土が堆積しています。
二枚とも2021.10.5撮影
図鑑でホウキタケを検索し . . . 本文を読む