石巻市北上町、林道から分かれて細道を下って行くと、次第に波の音が大きくなってきて、間もなく磯浜上の岩場に出ました。下り口を見つけて岩場を下っていると、岩の割目に小さな緑葉が固まって生えています。街中でも見かけるツメクサの根生葉に似ていますが、葉質が厚く、やや大きいように見えます。たぶん、海岸近くに分布するハマツメクサでしょう。
岩場を下って磯浜に下りると、その陸側の斜面下に土砂の堆積層があって、 . . . 本文を読む
散歩で町の南郊を歩いていると、道路端や空地等にオニノゲシが生えていて、12月初旬の今でも幾つか黄色い花が咲いています。一般的な花期は4〜7月となっていますが、積雪の無い地域では僅かながら冬場でも花を咲かせます。
住宅地の道路端や空地にはオニノゲシがかなり生えていて、この日は晴れていたので花もポツポつと咲いています。郊外の農道まで脚を延ばしてみると、オニノゲシは住宅地以上に生えているものの、花は閉 . . . 本文を読む
一関市花泉町、川近くの県道を北へ歩いて行くと、道路端を覆うように緑白色の何かが生えています。しゃがみこんで観察すると、葉がメノマンネングサに似ているのでマンネングサの仲間(多肉植物)のようですが、在来種にはこのような緑白色の植物は無いはず。たぶん外来種で、園芸店などで販売されているのかも知れません。いまこのあたりに民家は一軒もありませんが、かつては7~8軒あったようですから、その庭先から逸出して道 . . . 本文を読む
登米市東和町、集落間を結ぶ山越えの道を緩やかに下って行くと、道脇の藪の中に黄色い実がたくさん生っています。実の直径は15~20mmで、葉は既に無く、つるか茎も枯れ色になっています。初めは何かのつる植物の実かと思ったのですが、藪に踏み込んで観察すると、実のへたや果柄がナス科のもので、茎や枝にトゲがあることから、ワルナスビの実と判りました。道沿いの20mほどの範囲に、30~40株が群生しています。
. . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵地の狭間の農道を下って行くと、上側が集落道の法面になっていて、そこにはたくさんの黒い実を付けた、イヌホウズキかその仲間が群生しています。群生地は20~30mの幅がありますから、100株以上は生えていそうで、実の表面には光沢があります。在来のイヌホウズキの実は光沢がないので、外来種と思われます。
二枚とも2021. . . . 本文を読む