一関市花泉町、丘陵地の狭間の農道を下って行くと、上側が集落道の法面になっていて、
そこにはたくさんの黒い実を付けた、イヌホウズキかその仲間が群生しています。
群生地は20~30mの幅がありますから、100株以上は生えていそうで、実の表面には光沢
があります。在来のイヌホウズキの実は光沢がないので、外来種と思われます。
二枚とも2021.11.26撮影
2~3年年前に、加美町宮崎地区で見たアメリカイヌホウズキに似ているので、その記事
を検索して確認すると、やはりアメリカイヌホウズキですね。
実の表面に光沢があること、果枝の先端の一点から果柄が分岐して、4~5個の実を付け
ていることなどから、アメリカイヌホウズキで間違いないでしょう。
宮崎地区ではほんの数株しか生えていなかったのに、ここでは大群落を形成しています。
下手の集落が、北上川の洪水対策で集団移転するようで、そのためか集落道法面の草刈り
が行われず、それで大群落が形成されたのかも知れません。
二枚とも2021.11.26撮影
アメリカイヌホウズキは2018年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/99f33617231259653433b18d7a7c3763
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