石巻市北上町、山地の尾根筋を上り切ると林道に出ました。小休止後にこれを下って行くと、草が刈り払われた路肩に茶色いキノコらしきものが幾つか生えています。傘の表面に光沢があるので触ってみると、ちょっと粘りますから粘性のあるキノコですね。一本抜き取って傘裏を見ると、黄色味を帯びた管孔ですからイグチ科のキノコでしょう。
二枚とも2022. . . . 本文を読む
一関市花泉町、雑木林内の林道を行くと、林が途切れるあたりの側溝沿いに、ちょっと目を引く羊歯が点々と生えています。初めはイワデンダかイヌシダかと思いましたが、これらは岩場に多い羊歯ですから別物でしょうね。しゃがみ込んで観察すると、中軸に羽片が交互に付き、その間に三角状の翼がジグザグに配されています。この特徴はゲジゲジシダのものですね。
ゲジゲジシダは何箇所かで観察していますが、それは赤土が露出した . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵地中腹の林道を行くと、松混じりの雑木林の中にキノコの傘らしき黄土色の丸いものが見えます。林に入って確認するとアミタケのようで、1本抜き取って傘裏を見ると網目状の管孔になっていますから、アミタケで間違いないでしょう。
アミタケの名前の由来も網目状の管孔にあるようです。海岸近くの松林に多いキノコですが、この場所のように内陸の松林にも生えます。またアカマツの若木の林に、より多く発生す . . . 本文を読む
一関市花泉町、丘陵地の集落道をゆるやかに上がって行くと、奥の民家への私道があって、その脇に赤い実を付けた低木が植えられています。幸い黄色い花が幾つか咲き残っていて、よく見るとオトギリソウの仲間のようで、長い雄しべが多数突き出ています。この赤い実の形から、〇〇ボウズとかいう名前だったような ?
二枚とも2022.10. . . . 本文を読む
登米市中田町、丘陵地の林道をゆるやかに上がって行くと、道路脇の草地に萎れた淡青色の花を見つけました。「おや、これはアメリカアサガオのような ? 」
草地に踏み込んで探すと、まだ萎れていないアメリカアサガオの花が、近くの草叢や丈のある雑草に絡んでいるのを見つけました。畜産の盛んなエリアでは輸入飼料や敷き藁が搬入されるので、帰化植物を見かける頻度が高いように感じます。
. . . 本文を読む